村山順子

2021年1月13日2 分

「家に帰る」って なんて嬉しいのでしょう!

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

お陰様で、昨日も無事に過ごすことができました。

いつもは暗くなってから帰宅しますが、

昨日は、明るいうちに帰宅しました。

幹線道路から自宅に通じる道路に入ると、

奥まったところに自宅が見えます。

レンガ色の瓦が、陽の光を浴びて光っています。

急に懐かしさと言おうか・・

みんなで過ごした日々が思い出され、

胸がいっぱいになりました。

「やっぱり此処が好き!この家が好き!」

スキップしたい気持ちで玄関を勢いよく開けて、

「勝保さん!お義父さん!お義母さん!ただいま帰りましたよ!」と、

言いながら部屋に入ります。

声に出しながら玄関を入るのは、いつもと同じなのですが、

明るい時間に帰ると新鮮!  

嬉しさも格別でした。

村山の両親が2人で住んでいた家。

義父の3回忌を終えた後、義母が鬱状態になり、1人で暮らせなくなりました。

近所に住んでいた私たち一家6人が、義母の家で一緒に暮らす事になりました。

義母に笑顔が戻り、賑やかな暮らしがしばらく続きました。

その後、義母の骨折、寝たきりに・・・

子どもたちは、優しいお婆ちゃんが大好きでした。

7年間、子どもたちも協力してくれお世話をしながら一緒に過ごしました。

(介護保険制度のできる前のことです)

義母を見送り、その2ヶ月後、阪神大震災。

築20余年の家でしたが、義父が設計した家は、

びくともしない丈夫な造りの家でした。

夫を見送り8年後。

家を出て薬大に通っていた娘が、大学を卒業!  

自宅から仕事に通う事になり、

「古い家をリフォームして欲しい!」と娘。

キッチンの床もボコボコしていました。

築35年の家をリフォームするか、マンションに引っ越すか?

一度もマンションに住んだことのない私は、

平面で暮らせるマンションに憧れ、住んでみたいと思いました。

仕事の休みの日には、新築マンションを見て回りました。

何軒も見て“このマンション!“ と、心の中で決めていました。

仮契約の日が近づくにつれ、共に暮らし、義父母や夫を見送ったこの家!

家から離れ難くなりました。

子どもたちと、笑いながら過ごした家!

この家から他に移ることなど、「出来ない」が、

私の出した結論でした。

一級建築士の義弟が、希望通りに設計。

素晴らしい建築会社と出会いました。

リフォーム後、18年あまり経った今も、

お陰様で快適に暮らしています。

この家で、みんなで賑やかに暮らした思い出は、

何物にも変えられない宝物!

大好きなこの地で、

”これからも、ずっと過ごしたい!”と、

改めて思う、昨日でした。

物忘れをする事があり、不安になりますが、

感動する心は、まだ大丈夫!

今日も、みなさんに

嬉しいことがありますように!

村山順子

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