おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。
昨日は、汗ばむような夏日でした。
ステイホームで巣ごもり生活が続きました。
暑さ!大丈夫ですか?
天候に順応できる身体づくりに、励みます。
昨日、お約束した事を書かせて頂きますね。
長くなりますが・・
私は、50代からの生き方応援雑誌「いきいき」(現ハルメク)の創刊時からの読者です。
思いがけなく2002年3月号に、カラーで5ページにわたり掲載して頂きました。
何故?無名の私が、全国誌に大きく取り上げて頂けたのか?
その経緯を書かせて頂きますね。
2001年11月号だと思います。
「いきいき」の巻末に読者の投稿欄「アンド・ユー」があります。
そこに、
「大切な夫を見送り、これからどうして暮らしていけば良いのかわからない!」という
悲しい手紙が3通も!
こんな事ははじめてでした。
出張先で突然、夫を見送るという悲しい体験を持つ私は、
いても立って居られなくて、即アンド・ユーに宛てにFAXしました。
「私も夫を突然見送り、辛い日々を過ごしました。悲しいけど、今できる事をしていきましょう!
私は今、自宅で家事代行サービス等のお掃除の仕事を始めています。共に頑張りましょう!」と。
当時、私もマンションの共有部分のお掃除に入っていました。
その現場に、「いきいき」のアンド・ユーの担当者から電話。
「どんな仕事をされているのか、村山さん詳しく書いて送ってくれませんか」と。
自分のしてきた事なので、即FAXしました。
すると、今度は編集部から電話。
「村山さん、取材に行かせてください!」と。
即答でお断りしました。
「自宅の一室で、小さな仕事を始めているだけですので、取材には値しません!」と。
すると担当者は「村山さん、それがいいのです。自宅で、身の丈に合った仕事を始めた村山さんが本に載ると、多くの女性に夢と、希望と、勇気を与えてくれます。是非とも」と。
(当時はSOHO・・自宅を仕事場とする事が多くなりつつありました)
私の気持ちが180度変わるのは、「誰かのお役に立つ」と言われる時です。
「私でもお役に立てるのですか?」
「はい!村山さんが52歳直前、1人自宅の一室で身の丈に合った仕事を始めたという事を
是非とも載せたいんです。取材に行かせて下さい!」と。
東京から取材に来てくださいました。
築30数年の古い自宅の一室で事務をしている写真や、スタッフの写真、夫と私のツーショットなどたくさんの写真を載せてくれていました。
中でも嬉しかったのは、経営理念、値段表、どのような方がご利用されているか、
創業の時に必要な備品、車、費用など全てを載せてくれていました。
雑誌が出版されると同時に、全国から電話やFAXが!
「この理念や値段表を使って起業しても良いですか?」が3件ありました。
「はい!どうぞ、お互いに頑張りましょう!」と。
また 東京から電話「いきいきのメンバーです。仕事に来てください!」等々。
遠いので丁重にお断り。近くの方々のお仕事をさせて頂きました。
「いきいき」で出会ったお客様は、18年経った今も続けさせて頂いています。
中には亡くなられたお客様も。
その方はご主人様に「私がいなくなってもひまわり(屋号)さんに、ずっと来て貰ってね」との遺言をのこしてくださり、今も行かせて頂いています。
私どもの仕事は、大切なご家庭の中に入らせていただく仕事。
安心、安全、信頼が第一です。
「いきいき」に載せて頂いた事は大きな信用構築に繋がり、 口コミで紹介から紹介へと繋がっています。
「いきいき」に載せて頂いた事が・・・まさか仕事に繋がるとは思ってもいませんでした。
悲しみから立ち上がれない方々に、やむにやまれぬ思いで
私自身の経験を少し書いてFAXしただけでしたのに・・・
まさか!の、思いがけないプレゼントを頂戴しました。
“こうしたら、こうなるからこうしよう!”という計画性は全くなく
ただ、誰かのお役に立てるのであれば!と思った事が、
自分の仕事に繋がるとは・・・
私の今までを振り返って見るとき、そんな一瞬の行動が、
大きく道を開くことに繋がっている事が多々あります。
“人生って~不思議なものですね~ 楽しいものですね~”の歌の一節を思い出します。
素敵な週末を お過ごしくださいますよう!
村山順子
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