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執筆者の写真村山順子

「即行」のスーパー93歳!

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


「人生は人と人の出会いだと思う。縁を大事にしてください」

これは高校卒業と同時に、アメリカに留学する18歳の次男に宛てた

夫からの手紙の一文です。


出かける度に、素敵な方々に出会います。

20日、日曜日の手紙のセミナーでも素敵な方々に出会いました。

その中のお一人を書かせていただきますね。


先日も少し書きましたが、

手紙のセミナーに初参加された93歳のYさん。

昨日、Yさんからお電話を頂きました。

Yさんの話が楽しくて楽しくて、話すことの好きな私が、

「そうですか!素晴らしいですね!エッ!」と、相槌をうちながら

聴き入っていました。


Yさんは、ご自分から生いたちを話して下さいました。

生後数ヶ月で母親が亡くなり、2歳の時に父親も亡くなりお婆さまに育てて

貰ったそうです。

そのお婆さまも小学三年生の頃に亡くなり、その後は親戚の間で、あちこち預けられ

育ったそうです。

明るく話されるYさん。すべてを包み込んで今があるのだと思いました。

お顔にシワこそあれ、声はハリがあり、滑舌が良くてとてもお年には見えません。


Yさんの今は・・・

自宅隣で囲碁のミニサロンを開き、4時間囲碁の相手を。

毎日2時間かけて体の筋肉を伸ばし、丁寧にストレッチ。カラオケ、英会話。

夜は、その日の出来事を詳しく日記に書き、出会った方に手紙や、ハガキを書く。

自分で食事を作り、自立して生き生きと暮らしていらっしゃいます。

好奇心旺盛、思ったら即行動!

私も「即行」を旨としていますが、Yさんの即行には脱帽です。


手紙のセミナーに参加されたその日に、

私に手紙を書いて投函して下さっていました。


その封筒の中に、昔お孫さん(小学5年生)から貰った

手紙のコピーが入っていました。

とても嬉しかった手紙だそうです。


『お元気ですか?

遅くなったけど、ひな祭りのお祝いとか、いつもありがとう。

よく作ってくれる料理も最高においしい。

特に肉じゃがは、食べるのがもったいないくらいおいしかった。

おばぁちゃんが、いつもがんばって仕事をしてくれていることは、

誇らしいと同時に、少し胸が痛むことがある。

どうか体に気をつけて。

時間があいたら、また絵描いてもっていくね。

おばあちゃんへ

Y子より


Y子さんは現在23歳、東京芸大の4回生だそうです。


お孫さんたちからの嬉しい手紙や、友人から頂いた手紙を

家中の壁に貼って眺めているそうです。

(1人暮らしを支えてくれているようです。)


1人で自立して暮らすために体を鍛え、歩くのも階段の昇り降りも

息も切らさずに平気とのこと。

元気でいるための努力を、精一杯されていらっしゃるYさん。

好奇心旺盛な スーパー93歳!

もっと話をお聴ききしたいYさんでした。


初対面のYさんの生き方、考え方に

大きな感動と、刺激を頂きました。

手紙のセミナーに誘ってくれた同郷の友人に、

そして即参加して下さったYさんに感謝!


大事に繋いでいきたいご縁です。


みなさん、今日も良き出会いが、

いいご縁が、ありますように!



村山順子

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