おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。
神戸は暑さもだいぶ和らいできましたが、皆様の地域はいかがでしょうか。
昨日一昨日と、毎年尼崎市のホテルで開かれる教育者、哲学者の森 信三先生の教えを学ぶ
「実践人の家」全国研修会に参加しました。
北海道から鹿児島までの年配の方から女子大生まで400名の方々が参加。
今年のテーマは『人生二度なし!内なる自己を充実させよう! ~常に腰骨を立てて~ 』でした。
私は2010年から毎年参加させて頂いています。
素晴らしい先生方の珠玉のご講演を2日間にわたって学ばせて頂いた至福の時間でした。
5人の先生方それぞれに素晴らしかったのですが、我が懐かしの故郷、沖永良部島での西郷隆盛(西郷さん)さんの話をして下さった作家の神渡良平先生のご講演が特に心に響きました。
今年6月に神渡先生ご自身が主催する勉強会の34名の方々と沖永良部島の西郷さんの記念館を訪ねられ、
西郷さんが閉じ込められた陋屋の中に静坐し、西郷さんのその時のお心の一端を追体験をされたそうです。
私も田舎に帰った時に何度も訪ねた西郷さんの記念館です。
神渡先生は、西郷さんが陋屋の中から島の青年や子どもたちに佐藤一齋先生の言志四録をひもとき
人としてのあり方を教え、沖永良部島は教育熱心な島になった・・と熱く話して下さいました。
嬉しかったです!
私が講演の時に、沖永良部島の紹介をする時に話している西郷さんのことを、より詳しく話してくださいました。
沖永良部島出身の私が話すのはごく当たり前の事ですが、神渡先生が西郷さんを研究され沖永良部島での
西郷さんの苦難の時代を話してくださいました。
そしてそんな過酷な歳月が 西郷さんをより大きく深い人間へと成長させ、
西郷さんなくしては明治維新は成し得なかった!と。
故郷の人たちが大事にしている西郷さんの事を褒めて貰うと、なんだか嬉しくてなりませんでした。
西郷さんが島の青年たちに教育を授けてくれたお陰様で、沖永良部島は子女の教育に熱心な島になり、
私も中学三年生で勉強の為に神戸に内地留学しました。
西郷さんが、沖永良部島に島流しされなければ、私も勉強の為に神戸に来ることはなかったと思います。
みんな繋がっているな~と、改めて西郷さんが身近な存在に思いました。
実家を守っていてくれた妹が1月に亡くなり今は空き家となった実家!
そして島に帰っても迎えてくれる妹はいない・・事などが一瞬に思い出され
神渡先生の話をハンカチ片手に聞かせていただきました。
週初めから長くなりました。
みなさん、今週も笑顔あふれる素敵な1週間でありますように!
村山順子
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