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執筆者の写真村山順子

「空」の時間を持つ


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


東京、大阪、兵庫、京都に3度目の緊急事態宣言が発出。

期間は25日から5月11日までとの事。

「人の流れ」を止める方向に、舵を切っています。

大きな痛みを伴う今回の措置。

この期間中に、

“感染を抑え込めた”と言う、良い結果が出ますように!


話は変わりますが、

土曜日の昼下がり。 とても良い天気でした。

何故か急に、海が見たくなりました。


神戸のメリケンパーク付近には、

海の見える見晴らしのいい、広い芝生の広場があります。

そこには、趣のある造りの

カフェ“スターバックス”もあります。


”1度行きたい!“と思っていたので、車を走らせました。

スターバックスを取り囲むように、人が並んでいました。


「今日は無理!だなぁ。少し散歩しよう!」と、歩き始めました。

何という事でしょう!

少し離れたところを、沖永良部島の幼馴染の友人(アグ)が、

ご主人さんと歩いていました。

思わず「M子」と名前を呼びました。


あたりを見回しているM子に、

「私よ!」と、手をふりました。

M子は「順子~」と、駆け寄り思わず手を取り合いました。

思いがけない再会でした。

彼女は、元町で居酒屋を長年経営し、繁盛していました。

義父母を見送った後、ご主人様が強い鬱状態になり、目が離せなくなりました。

彼女は店を閉めて、常にご主人さんと一緒。

運動の為に毎日2人で1時間半、歩いているそうです。


「順子、こんなところで逢えるなんて!夢みたい!

ゆっくり話がしたいなぁ」と話すと、

1人で歩き始めたご主人様の後を追って、行きました。

別れ際に、

「順子、また会おうね!」と言う彼女の後ろ姿を見ながら、

「M子、よく頑張っているね!元気でね」と願いながら見送りました。


子どもたちが、芝生広場で走り回っています。


目の前は、メリケンパークオリエンタルホテル!

“そうだ!ホテルに行こう!”


土曜日の昼下がりのホテルは、

静かでした。

いつもの土、日は人がいっぱいで賑わっていましたが、

人はまばら。

売店は休止中でした。


広いレストランにいるお客さんは、1組だけ。

目の前に海が見える席に、案内してくれました。

大きな客船パシフィック・ヴィーナスが、停泊していました。

こんな時期でも、船旅をされる人たちもいらっしゃるのだ!

日常があることを見てホッとしたり・・


陽の光に海面が光っています。

テラスの木々は風に揺れています。


香り高いコーヒーとモンブランをいただきながら、

海を眺めていました。


揺れる波を見ていると、海はみんな繋がっている!

空も繋がっている!

人生100年時代と言うけれど、悠久の歴史の中では、

点にも満たない人間の生涯。


今の私に必要な目は「鳥の目」

高く広い視野で見る事だと、海を眺めながら思いました。


ほんの1時間ほどの、1人で過ごす「空」の時間。

身も心も軽く、スキップしたい気持ちで

ホテルを後にしました。


今週は4月最終週ですね。

みなさん、素敵な1週間でありますように!



村山順子

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