2021年6月9日 『人生に必要な100の言葉』
更新日:2021年6月18日

『人生に必要な100の言葉』
たくましく生きる、心地よく生きる
精神科医・医学博士 斎藤茂太先生
みなさん おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。
昨朝、長男とお墓参りに行きました。
背後には緑濃い摩耶山、眼下に大阪湾。
素晴らしいロケーションの、心静まる場所です。
話は変わりますが、
整形外科の診察の待ち時間に、
斎藤茂太先生の文庫本「人生に必要な100の言葉」を読んでいました。
年配の方ならご存知かと思いますが、
「ドクトルマンボウ航海記」や「楡家の人々」を書いた小説家でもある、
精神科医、北杜夫氏は、茂太先生の弟です。
横道にそれましたが、
茂太先生の明るい考え方が好きです。
タイトルの本の第一章
「笑顔の人生に必要な25の言葉」~ワクワクする毎日を生きる~
どの項目もなるほど!と思います。
少し茂太先生の文章を転載します。
『・・・いつの頃からか、私にも「年寄りという意識」が少しずつ出てきたころに、
いたく心に感じいった”心の持ち方“です。
1.羨ましいと思うこころ
2.憎らしいと思うこころ
3.悔しいと思うこころ
この三つです。人生の上り坂を上って行く若いときは、心のバネになって、
必要なものかも知れません。
老いを感じたら、徐々に捨てるのが、
心地よい老後のためには大事だと考える事です。・・・強い心の負担になるからです。
負のエネルギーが心にたまって、何倍も早く老化を早めるからです・・・
心の持ち方として、捨ててほしくない事は、
1.人を褒めるこころ
2.人を認めるこころ
・・・・・・・』
転載が長くなりましたが、購入時には、心に止まらなかった文章が、
年齢を重ね、茂太先生の書いていらっしゃることが、ストンと心に入ります。
読後、とても爽やかに気持ちになりました。
またこんな項目もあります。
・一回緊張したら一回リラックスしましょう
・自分だけのこころの居場所をつくる
・悩み事にも締め切りをつくっておく
・急いで歩くと大切なものをみうしないます
・「手加減・さじ加減・いい加減」で人生は好転します
・「つかず・離れず・干渉せず」は、人付き合いの極意です
・「よく生きる」とは、自分を褒める事です
一つ一つが、今の私の心に響きます。
『年を重ねる事! 楽しい!』
そんな明るい気持ちにさせてくれる本です。
みなさん
今日も、心弾む1日でありますように!
村山順子