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執筆者の写真村山順子

『仲良きことは 美しき哉(かな)』

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


昨日の神戸は台風一過の爽やかな秋晴れの1日でした。

小学生の孫の運動会も29日からの延期で、本日ウイークデーの体育会です。

1番の楽しみの家族揃ってお弁当の時間はなく、給食との事。

ご両親が観に来られない生徒さんもいるので、みんなで給食も良いですね!


話は変わりますが、

昨日、事務所に向かう途中のマンション前に、

ケアサービスの車が停まっていました。

杖をついた恰幅のいい・・私より少し若い男性が車に乗り込むところでした。

奥様が優しい笑顔で、ご主人様を見守っていらっしゃいました。


その奥様は、子どもの小学生の頃PT Aで一緒だった方です。

定年までは、弊社事務所前のバス停から通勤していましたので

時々話をしていました。

彼女は、60歳を何年か過ぎているとは思えない、スタイルのいい笑顔の美しい方です。


1年ほど前、彼女からいつもの笑顔が消え少し寂しげでした。

聞くと、ご主人様が脳梗塞で倒れられ

「自宅に帰れるかどうかわからない!でも、なんとしても自宅で一緒に暮らしたい!」と、

毎日病院に通い、付きっ切りでマッサージをしたり、食事の世話をされたり、

話しかけたりされているとの事でした。

リハビリを頑張られたご主人さんのご努力と、彼女の支えで

病院の先生方も驚く回復力で退院。

「自宅で過ごすことができます!」と、とても喜んでいました。

ご主人様は、彼女が見えないと直ぐに呼んで探されるとの事、

「大変でしょう!」と話すと、

「そばに居てくれて本当に嬉しいです!ありがたいです!」と。


時々散歩されているご夫妻に出会います。

杖をついてゆっくり歩かれるご主人さんの

右のほう二歩ほど離れたところを、ゆっくり歩かれる笑顔の奥様。

その様子を見せて頂く度に、胸が熱くなります。

お二人ともとても穏やかな幸せそうなお顔です。


白樺派の小説家、武者小路実篤の色紙の言葉ではないですが

「仲良きことは 美しき哉」が浮かぶ光景でした。

(余談ですが白樺派の作家には有名な方では志賀直哉、有島武郎)


仲良く支え合い、年を重ねるご夫妻の姿に感動しました。

もしか私ならどうだろうか?

彼女のように、お世話できる事に喜びを感じて暮らせるだろうか?

尊敬する夫ですが、彼女のように暮らせるという自信はありません。

多分、大部分は共に暮らせる事を喜んで・・・だとは思いますが。


ゆっくり彼女の話を聴いてみたいと思いました。


見渡せば、素敵な方々が、いっぱい!

そんな素敵な 一人になりたいです。


みなさんの周りの素敵な方はどんな方でしょう?

人の良いところを見つけると、とても嬉しく幸せな気持ちになります。

私は、嬉しいことはしっかり相手に お伝えしています。

ホントのことだから。


今日もお元気で 良い日でありますように!



村山順子

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