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執筆者の写真村山順子

あの事があったから今がある・・のですね!

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

春を思わせる暖かい週末でした。

花粉が飛んでいるようですが、

花粉症の方に優しい春でありますように。


みなさんはどのような週末をお過ごしでしたでしょうか?

週末、私はどこにも出かけず、今月末に予定の

大手企業の研修会の原稿書きをしていました。

テーマをいただき、

来し方を振り返り、自分を見直すいい機会を頂きました。


「今、こうして仕事ができるのは 何故なの?」を自分に問うとき

3つの事があります。


1番目は、

24年余り前、朝出張に出かけた夫がその夜、

心筋梗塞で突然亡くなってしまった事です。

「いつ終わるかもしれない限りある命」を実感した事。


2番目は、

子育てのグループで知り合った専業主婦仲間。

そのリーダーが「額に汗する仕事を通して私たちの人柄を磨いて行かない!」と。その言葉に賛同した専業主婦7名でお掃除の仕事を起業。パートとして勤務。

阪神淡路大震災の後、仕事が無くなり倒産の危機。

社長(リーダー)を喜ばせたい!と思い大手管理会社に飛び込み営業。

いろいろ有りましたが、取引開始。

会社は急成長・・仕事の仕方が創業の精神と違ってきた。

そんな頃の夫の急逝。

夫亡き後は正社員、No.2として仕事はやり甲斐があり、

待遇面などもよくして頂きました。

仕事の仕方について何度も進言。中々聞いて貰えず悶々。

出した結論は、亡き夫や子どもたちに恥じない生き方をしたいと。

社長に「夫亡き後、本当に良くして頂きましたが、私は社長の仕事の仕方について

行けなくなりました。申し訳ありませんが辞めさせて頂きます。有難うございました」

と、退社。円満退社はできませんでした。(今は社長と食事をしたり相談する間柄です)

経営計画などなく、あるのは「志」だけ。


誠実な生き方、仕事をしたい!と52歳直前、

1人自宅の一室でお掃除の仕事を起業。

大変なこともありましたが、

それ以上に、自分の想いで仕事ができることの喜びが大きかったです。


夫の急逝・・私ほど不幸な人はない!と、鬱状態の数ヶ月。

そこから引き上げてくれたのは、亡き夫の10行ほどの手紙。

その手紙に励まされ、亡き夫と対話しながらの起業でした。


3番目は

長男が会社の代表を代わってくれたことです。


もうすぐ創業22年が来ます。

あっと言う間でした。

良きスタッフ、心優しいお客様に恵まれてお陰様!しかありません。

長男が11年前、「母さんは夢に向かって走って!(手紙の素晴らしさを全国に届ける)

会社は僕が引き受けるよ」と、代表を代わってくれ、スタッフ1人1人に心を配り、聴き、

今があります。


もしか夫が元気でいてくれたら、それが1番嬉しいことです。

車を運転する事もなく、助手席が私の指定席。

ですが、ないものねだりや、失った事を悔やんでいても何も始まりません。


イエ!そんな事を考える余裕などなく、

今、目の前のことをどうしたらやり切れるかを考え、

教えを乞いながら、できる事を自分なりに精一杯やり続けてきただけです。


そして親友だった元の会社の社長に、

面と向かって「辞めさせてください」と言ったこと・・

こんな勇気が私にあったのか・・

イエ、思い詰めての行動でした。

友人関係を断ち切ることになる。

安定した経済生活を捨てることになる・・・

(4人の子供たちの学費などは夫の保険があったから退社できたのです。

夫は亡き後も、私たちを守ってくれています。)


恵まれた待遇より、自分らしい生き方を選んだ事が、

いま、良き人たちに出会い囲まれ、心豊かに暮らせることのもとです。


人は誰でも人生のターニングポイントがいくつかあったと思います。


あの事があったから・・今がある。

人生に無駄はない! すべて良し!


創業当時の事を思い出しながら、原稿を書いていました。


今週も笑顔溢れる毎日でありますように!



村山順子

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