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執筆者の写真村山順子

ほんの少しのお節介で


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


空からも地面からも燃えるような熱さの毎日が続いています。

そんな中、申し訳ないことに私は涼しい環境の中にいます。

昨日大腸検査を受け、1泊だけ入院の病室からこのメールを書いています。


ご経験の方はご存知ですが、検査前のあの2リットルもの薬剤の入った経口水。

苦くて塩っぱくて、なんとも言えない飲みにくい味です。


近くの病院でしたので途中から病院の控え室で飲むことをしました。

何人かの方が大きな袋を前に「あぁ、苦い!飲みにくい!」と言いながら格闘中でした。

私以外は皆様ほぼ同年輩の男性でした。

黙って飲んでおられる隣の方に話しかけました。

75歳で1年前から透析を受けているとの事です。



「毎日が日曜日で、何もすることがないのが辛い!」と話され暗いお顔で飲まれていました。

聞きますと、俳句、川柳、写真の趣味をお持ちでした。

「作品を新聞などに投稿されると楽しみが増えるのではないですか?」と、話しますと

「そんなことは余り好きではないから」と一言。


写真は学生時代から50年余りも続けていられるとの事でした。その写真の事から話が続きました。

「地域の勤労会館に写真を出したら!」との友人の勧めで出した写真が、メーンのところに展示され

皆さんに観て頂き嬉しかったと、目を細めながら話して下さり会話が弾みました。


朝から書くのをためらいますが、その方は経口水を3分の2飲まれても便意を催さず、

「あぁ苦しい」と言われながら飲んでいました。


私は看護師さんに上記の事をお伝えしますと、飲むのをやめるように指示されお腹を温めたり、

動くように言われたり、その他の事を指示してくださり、やっと便意が。


後でその方が私に「ありがとう、あなたのお陰で助かったわ!」と笑顔で言って下さいました。

きっと我慢することが習性になっていらしたのでしょうね。


そんな時の私のお節介なひと言。

お役に立てたようで嬉しかったです。


言葉は、人を勇気づけたり、励ましたり、慰めたり、気遣ったり、喜ばせたりする為に使おう!

と改めて思う今朝です。


みなさん、水分塩分、休憩に気を配りながら、笑顔の1日でありますように。

そして素敵な週末をお過ごしくださいますよう!



村山順子



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