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執筆者の写真村山順子

古い手紙を見つけました

更新日:2021年4月23日



古い手紙を見つけました。

(手紙のセミナー参加者からの手紙!)


みなさん おはようございます!

今朝も笑顔満開お元気で朝をお迎えでしょうか。

昨日の神戸は、青空の広がる暖かい1日でした。

コロナ蔓延で、大阪府などでは緊急事態宣言が発出されるとの事。

東京都、兵庫県にも発出との事です。


待ちに待ったグランマ・モーゼスさんの展覧会!

大阪のあべのハルカス美術館で開催中です。

弊社の仕事が、お客様の大切なご家庭に入らせていただく仕事です。

スタッフたちとよく会いますので、今は・・

“グランマ・モーゼスさん、もう少し待ってて下さいね!”

以前、ある勉強会の同世代の方に、

「村山さんはマグロやね!じっとしてたらアカンよ。

たえず動き回っていないとね」と、言われた事を思い出します。

その事を実感しますが、

今は身近で、感動するものを観たり聴いたりしています。


話は変わりますが、

毎週火曜日、決められた時間、整理収納のスタッフが

事務所やスタジオの整理をし、改善、工夫しています。

つられて私も書庫の中を整理。

古い手紙の箱の中、見覚えのあるお名前!

懐かしくて、手紙を読んでみました。


10年以上前の、手紙のセミナー参加者からの手紙でした。

彼女は当時51歳、大学・短大の2人の男の子のお母さん。

お子さんたちが2歳8ヶ月と10ヶ月の頃、ご主人さんが亡くなられた事。

医師から余命を告げられていて、それなりの覚悟ができていたとの事。

何故か泣くことも少なく、冷たい女房だったと・・


そうではないですよ!

幼な子を育てるのに精一杯!自分の事など

考えられなかったのですね。偉かったねNさん!

彼女は、ご主人様が勤務していた会社に長年勤め、

手紙を頂いた当時は、小学校の臨時の用務員をされていました。


「用務員の話を頂いた時、学校で働いている姿を想像すると楽しくて

子どもやお花に囲まれての仕事、ぜひしてみたいと思い、経済的には

くるしくなりますが、健康的に何よりも、

人生楽しんでできる仕事に興味を抱きました。

今は楽しく働かせて貰っています。

・・・・・・

夫が亡くなり私の年齢は当時から止まったままで、精神年齢もとまったまま。

年相応でない自分を恥ずかしく思います。

これからは私の人生だし、私らしく生きたいと思い、

昨年50歳、節目に弾けてしまおうと遊びすぎた一年でした・・・

村山さんに話を聞いてもらいたい時、会って貰えますか?」と、

携帯電話番号を書いてくれていました。


この手紙のあと、

「Nさん、いつでもよければ電話してね!」と、

携帯電話番号を書いて返信したのは覚えています。

それ以後連絡はなく、そのままに・・・

携帯電話にも彼女の電話を登録していましたが、

何度か機種変更をする時に、番号が消えていました。


その手紙に携帯電話番号が書いてありましたので、メッセージを入れました。

彼女からの返信には、

「臨時の用務員から今は職員として働き、

順調にいけばあと4年勤務できそうです。

お会いしたいです」と、嬉しいメッセージが返ってきました。

再会したいNさんです。


古い手紙を読むと、その時の情景が、感情がすぐに思い出されます。

「手書きの手紙は 優しい心の贈り物」

みなさん、大切な方に話しかけるように

手紙、書いてみませんか。


今日もいい天気です!

青空のような、心弾む一日でありますように!



村山順子

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