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同じ海ですが・・

執筆者の写真: 村山順子村山順子

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


今日12月14日は1702年「忠臣蔵」で有名な

赤穂浪士、大石内蔵助をはじめとして四十七士が吉良邸に討ち入りした日です。

今日開催されるはずだった「赤穂義士祭」も中止されています。

様々なイベントが中止されるしかないこととはいえ残念です。


土曜日、明石での研修会に参加のため

JR三宮駅から電車に乗りました。

JRは明石に行く途中、目の前がすぐ海!という所を走ります。

その日は、鏡のような海面に朝日が輝いていました。


なんて広いのだろう~

美しいのだろう~ 

“海は広いな大きいな~”の歌を

歌いたくなるような気持ちになりました。


話は変わりますが、

23年前の2月、この海は荒れて白波がたっていました。

夫を見送り4ヶ月。

当時勤務していた会社の仕事で、明石へ見積もりに。

仕事が終わり、1人電車に乗りました。

電車の中は、同世代のご夫婦が目に入ります。

その頃、私が1番会いたくない方々でした。

仲の良かった私たちは、どこに行くのも2人でした。


“この方たちのように、もう私は、

夫と出かける事は出来ない!“と悲しくなり、

急ぎ車両を代わろうと隣の車両に移っても、また夫婦連れ。

とうとう先頭車両まで、電車の中を移動したこともありました。


また、夫と同年齢位の男性の革靴が、見れませんでした。

「もう2度と夫の革靴を、磨く事はできない・・」と、

胸が掻きむしられる思いで、泣きながら冬の荒れた海を

眺めていた事もありました。


月日を重ね今は、いつも心の中に亡き夫がいます。

”私が喜べば、夫も喜ぶ!“ 事を実感しています。


歳月は有り難いですね!

今は、明るい気持ちで同じ海を眺めています。


今年も後、2週間となりました。

今朝も、元気で朝が迎えられた事、感謝します。


笑顔溢れる嬉しい一日でありますよう!



村山順子

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