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執筆者の写真村山順子

天から梯子が降りてくる!


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


「知の巨人」と言われた上智大学名誉教授の渡部昇一先生が

2017年4月17日86歳で亡くなられて、明日で満4年になります。


2013年11月16日東京で開かれた「致知出版読者の会」で、

渡部昇一先生の「運と勉強」の講演をお聴きしました。


『上智大学入学後の夏休み、田舎に帰ると父親の事業が・・・

授業料免除の特待生になる為、朝5時に起きて水を被って懸命に勉強して

ずっと1番。授業料免除の特待生に。

アメリカ留学の話が大学で持ち上がり、成績が1番の渡部先生は、

自分が選ばれると思っていたが、選ばれなかった・・・

それは渡部先生が貧乏で、友達と遊びに行くこともできず洋服も戦争中のものを着ていて・・・・

アメリカ人の先生は、「渡部は勉強はできるが、社交性がない・・」との事で他の人に。


その後もくさることなく英語と同時にドイツ語の勉強も続け・・・

学長の「ドイツ語を訳して欲しい!」との依頼に渡部先生は見事応える事ができ、

ドイツ留学が決まった!と。

一つ一つの地道な努力が、不思議な具合に偶然繋がって生きてくる。

“まぁ、天から梯子が下りてきたような感んじですなぁ”』と、話されていました。


講演が終わり、感動した私は、思わず手をあげて

お礼の言葉と、私自身が続けている「手紙」のことを少し話しました。

渡部先生は「あなたには天から梯子が下りてくる。梯子は下りぐせがついていて次から次から下りてくる」と、仰って下さり感激しました。

そのあと、思い掛けない幸運に・・・天から梯子が何度も下りてきました。

中でも感動したのは、渡部昇一先生の講演を、東京の会場で、同じ時に聴いていた

兵庫県のKさんとの出会いです。

少人数で私が神戸で開いている手紙のセミナーに、

Kさんがご友人に誘われ参加されました。


セミナーが終わる頃、東京の講演会で、

「渡部昇一先生から、天から梯子が下りてくる!って言って頂いた方ではないですか?

私もその会場にいました・・・」と。

こんなことってあるのですね!


心豊かな優しいKさんに出会えたこと、まさしく「天から梯子が下りてきた!」と、

思う出会いでした。

渡部先生にいただいた「天から梯子が下りてくる」の言葉は、

私にさらに前に進む勇気を与えてくれ、背中を押してくれる“宝物”の言葉です。


話は変わりますが、

今日は49回目の結婚記念日です。

夫を見送り、1人で迎える25回目の記念日。

今の私を見て、夫は何と言ってくれるでしょうか?


『「いきいきしてる」って言ってくれるかなぁ。

「見せびらかして歩きたい」って言ってくれるかなぁ。

そんな私になれるよう、笑顔で生きていくね。

まだまだ、やりたい事があるから、ゆっくり待っててね!

いつかそばに行った時、楽しい話ができるよう、

あなたの分まで、顔晴るね!見ててね、勝保さん!』



みなさん

今週もお読みくださりありがとうございました。

素敵な週末をお過ごしくださいますよう!



村山順子

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