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執筆者の写真村山順子

天から梯子(はしご)が降りてくる!


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。

昨日の神戸は、一日中強い雨が降っていました。

奄美地方は早くも梅雨入りが発表されています。


今、不思議な事、奇跡のような嬉しい事が次々と起こっています。

嬉しいな~、有り難いな~と感謝し喜んでいました。


ところが手紙のセミナーに参加下さった方から頂いた手紙で、

ある事を思い出しました。

それは「あなたには天から梯子が降りてくるよ!梯子は降りグセがあり

一度だけではなく次々と降りてくるよ!」と以前言っていただいた事です。


話は少しそれますが、

東京で手紙のセミナーを始めたきっかけは結婚情報誌「ゼクシィ」の

花嫁の手紙監修をさせていただいた事がきっかけでした。

「東京でも手紙のセミナーをしなさいネ!」との応援だと受け止め

4年前の10月に始めました。


その時、手紙のセミナーにお誘いしたある会社の専務が、セミナー終了後、

私を講演会にお誘いくださり、即ご一緒させて頂きました。


その講演会が、昨年亡くなられた上智大学渡部昇一名誉教授の講演会でした。

すでに満席状態でした。


渡部先生は、家が貧しくて大学に行くには、授業料免除の特待生としていくしかなかったそうです。

成績を人と比べるのではなく、常に100点をとれば人と争わなくて済む!と、懸命に勉学に打ち込み、

満点を実現し続けたそうです。


先生は留学したいと願っていました。

成績は申し分ないのですが、身なりは、どこに行くのも同じ学生服、

靴下も繕って履くという状態で、見た目の印象が悪く?

留学は先生より成績の悪い学生が選ばれることになったそうです。

悔しい想いをされたのですが、腐る事なく教授の研究のお手伝いを懸命にされ続けたそうです。

(この部分は少し記憶が曖昧です)


その後、願ってもないような素晴らしい留学先に推薦してもらい行くことになったそうです。

その話の事を先生はこんなことに例えてお話しくださいました。

「自分の仕事以外に役に立つ事を懸命に続けていると、

ある時天から梯子が降りてくる。

その梯子はおり癖がついていて、次々に降りてくる。」というような話だったと記憶しています。


渡部先生のお話に感動した私は、講演終了後の司会者の

「何か先生に質問はないですか?」の言葉に、気がつくと手を上げていました。

先生に、お礼と感動した事をお伝えしました。

そして手紙の素晴らしさをお伝えし続けて行きます!というような事を申し上げました。


すると渡部先生は「あなたには天から梯子が降りてくるよ!一度だけではなく何度でもね!」と、

優しくおっしゃってくださり胸がいっぱいになり「ありがとうございます!」と申し上げるのが精一杯でした。


その言葉は、渡部先生からの贈り物!だと思いずっと大事にしてきました。

当初はまだ梯子が降りてこないな~、早く降りて来ないかな~などと、

思っていました。

ところがすっかりその言葉をわすれ、手紙の事に注力していました。


4月15日に開催した、神戸での手紙のセミナーに参加して下さった方から手紙を頂きました。

その手紙に、先ほどの渡部先生の「天から梯子が降りてくる」という講演の事が

書いてありました。


実はその方も東京の同じ会場で、渡部先生の講演を聞かれていたのです。

こんな事があるのですね!


何年も前、神戸ではなく東京で同じ先生の話をお聴きした方が

私の開いている少人数での手紙のセミナーに参加された・・・

その事だけでも奇跡的な出会いです。

そしていろいろな事を思い出しました。


長くなりますので、続きはまた書かせていただきます。

沢山の梯子を下ろしていただいている事に、気付きました。


その事を思い出させて下さった西宮のNさん!

ありがとうございました。


みなさん、今朝は長くなりました。

お許しくださいね。


今日も いい事がありますように!



村山順子

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