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女性二輪ライダーのパイオニア“歴史の証人”

執筆者の写真: 村山順子村山順子

女性二輪ライダーのパイオニア“歴史の証人”

腰山峰子(私の最後の教え子)

峰ちゃんとのメール


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


先日、「ベストカー」という自動車専門雑誌に

尼崎市の小学校勤務時の最後の教え子、峰ちゃんの事が

大きく掲載されているのをフェイスブックで見ました。


嬉しくて、その事をメルマガに書きました。

メルマガを読んでいてくれた峰ちゃんから、

即メールが届きました!


・・今朝はビックリしてひっくり返りそうになりました・・

先生、明日着でお送りします!

と、「ベストカー」を速達で送ってくれました。


小学校5、6年生の頃、そして大人になってからの彼女しか知らなかったので、

学生時代の彼女の行動力に驚きました。

そして大事な1人娘の峰ちゃんがバイクに乗る事を許してくれ、黙って応援してくださったご両親様、

どんなにか心配された事でしょう!

それでも峰ちゃんのやりたい事を見守って下さるご両親様。


またお母様は、バイクに乗る峰ちゃんが、

(当時はバイクに乗るのは不良・・と見られがち)

近所の方から誤解を受けないように、“親公認”を分かって貰えるように、

バイクで出かける峰ちゃんを、外に出て見送ってくださっていた・・と。


ご両親の溢れんばかりの愛情を受けて、優しく大らかに育ってきた彼女。

経済的には豊かなご家庭ですが、バイクに使う資金は自分でアルバイトをして。

ご両親のお考え、筋が通って素晴らしいです。

何度手を差し伸べようと思われたかわからないと思いますが。

見守っていらした大きな愛情!

私だったらすぐに手助けしていたかも・・


また、憧れの女性ライダー、堀ひろ子さん主催の女性レースのことを知り、

すぐに編集部に電話・・出場!

誰かと似ています(笑)

即行動が、今につながっているのですね。

今は、彼女自身も参加しながら、

女性ライダーの応援をしています。

あと2回、連載されるとの事。楽しみです。


峰ちゃんの忘れられない思い出・・彼女の手紙から一部転載。

「あの、6年3組時代、私が家庭科の時間に持って行かなければならないフェルトを忘れ、

教室に持って来てくれたオイルまみれの父です!

真っ黒な父を、お友達に見られたことが恥ずかしく、泣きそうになった時に先生が、

皆んなの前で『いいお父さんやね~』って、言ってくださったこと。

どれだけ救われたか。

オイルまみれの父を、クラスの皆に見られる事が、顔から火が出るほど、

いえ、涙が出るほど恥ずかしかったのに。

一生忘れない、今でもこころに強く残る感謝の出来事です。」


峰ちゃんのお父さんは自動車修理工場を経営していました。

当たり前のこと、ほんのちょっとした事をずっと覚えてくれていたのですね。


教え子の活躍が、なんとも嬉しい幸せな私です。

コロナ直前、小学校で手紙を書いてもらう授業を

させて頂いていました。(それも峰ちゃんたちのおかげです。)

子どもたちもですが

先生方の応援、支援ができないかなぁ~

昔と今は随分違いますが、人としての本質は同じなのでは・・

教師、専業主婦、母親、PTA会長、パート、創業者、と体験した事、

何かお役に立てないかな?


私まだ73歳!

したいことが、次々と広がっていきます。


7月の相生市教育委員会の生涯学習の老人大学での講演のテーマは

「ゴールデンエイジを生きる!」です。

まさに今、ゴールデンエイジ!

しようと思えば、なんでもできる良い時期です。

元気な身体に生んでくれた両親に、

自由にさせてくれる長男はじめスタッフに感謝です。


みなさん、これから何がしたいですか?

今日も素敵な1日でありますように!



村山順子

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