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執筆者の写真村山順子

嬉しい手紙が届きました!

更新日:2020年8月31日

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


昨日事務所に帰ると、女の子とクマがお話ししている写真が印刷された封筒が届いていました。

見覚えのないお名前でした。


二枚の便箋にもそれぞれクマと遊んでいる絵が印刷されていました。寂しげな幼い女の子の絵でした。


開けて見て分かりました。


ある大学の大学院MBAの学生さんからでした。


私は6年前から大学院MBAで、年に2講座担当させて頂いています。


特別の資格のない私ですが、教授の依頼で


「ぶれていない生き方、考え方をそのまま話して欲しい」と。3年前からは、

「話の後、実際に手紙を書かせて欲しい。」と。講義中に手紙を書いて、希望者に読んで頂いています。


講義のテーマは「企業倫理」


私の話の後、

「誰のおかげで今の仕事ができるのか?」

ご自身の「職恩」の方に実際に心を届ける手紙を書き、希望者に読んで頂く授業です。


受講生から頂いた手紙は、このような書き出しで始まっていました。


『この度は「職恩」という授業を通して人生観が変わるほどの感動を頂き、心から

感謝申し上げます。そして娘への手紙をみんなの前で読ませて頂きましたが、

その娘から返事が来たことを先生にどうしてもお伝えしたくて、手紙を書かせて

頂いています。・・・・』


長女である娘は「ちゃんとしなくてはいけない、しっかりしないといけない!」と常に良い子でいてくれ自慢の娘でした。

20才のときに娘から恨みつらみのカミングアウトを受けました。

本当は寂しかったこと、もっといろいろして欲しかったこと、恨みつらみ等々。

そんな娘としっかり向き合う事なく過ごしてきました。


授業では、近々結婚する娘さんへの手紙を書き、涙ながら皆さんの前で読みました。


手紙を読まれた東京にいる娘さんから直ぐに「手紙に感激した」とラインが入り、出張で関東に行った時、母娘でいっぱい話をしながら食事をしました・・」と。



日頃「役職者は謙虚に感謝の気持ちを忘れないこと」と、講義で話している自分の言葉がいかに薄っぺらいものであったかに気づかされました・・

そしてこのようなきっかけがなければ書く事もなかったでしょう! と、謙虚に書かれていました。



そして娘さんからの嬉しい手紙が届き、了承を得た娘さんの手紙のコピーも同封されていました。

皆さんの前で涙ながらに読んでいらしたNさんの姿を思い出し、改めて手書きの手紙の素晴らしさを思いました。


想う気持ちを素直に書かれたNさん!

素敵な女性!お母様です!


そして封筒や便箋に印刷されたクマと遊ぶ寂しげな女の子・・彼女の娘さんへ想いが伝わりました。


朝からまた、長くなってしまいました。

今日も笑顔の1日でありますように!



村山順子

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