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執筆者の写真村山順子

嬉しい電話でした!


お早うございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。

毎日、テレビラジオで熱中症への注意が叫ばれています。

いまだかって経験したことのないような、異常な暑さの日々です。

工夫をして体調管理し、この夏を元気に過ごしてまいりましょう!


昨日、見知らぬ高齢の女性から嬉しい電話を頂きました。

話が長くなる事、お許しくださいね。


電話口で、「神戸暮らしの学校の村山先生にお願いします」との事。

「私、村山です」と申し上げると


「先生の人生を変えた10行の手紙を読ませて頂きました。」

と話され、本を読む事になったきっかけを話してくださいました。


兵庫県朝来市の糸井郵便局においてあった拙著「人生を変えた10行の手紙」を

待ち時間にお友達が読まれていたそうです。


(7月11日、養父市の長寿の郷で但馬地域65局の郵便局長さんの研修で”手紙のセミナー”を

させて頂きました。局長さんが拙著を購入してくださり郵便局に置いて下さったようです。)


局長さんは、「持って帰って読んだら良いですよ」と勧めて下さったそうですが、

お友達は「借りたら返さなければならないから買いたいです」との事で

局長さんが取り寄せてくれた本だそうです。


そのお友達が「いい本だから 読んでね!」と持ってきてくれ

一晩で一気に読まれたそうです。

その感想を、ご自身の娘さんとのことも重ねて話して下さいました。


「13歳の時に沖永良部島の親元を離れ、勉強のために神戸に出てきたところを

自分の娘の事と重ねて涙涙でした。」と話されました。

「若かったお母さん(当時母は31歳) だのにしっかりしていて えらいなぁと思いました」と、母の事を褒めてくださいました。


事情は違うけれど高校進学させる事が出来ず、中学校卒業と同時に娘さんは

ある医院で働きながら看護師の学校に行くことになったそうです。

その娘さん宛に、一週間に一度必ず手紙を書いていたそうです。

「辛い時には、このお母ちゃんからの手紙をポケットに入れて

読んで乗り越えてほしい!」と書いて送り続けたそうです。


無事に准看護師になり、結婚後も働いていたそうですが

家庭の事情で故郷の近くの病院に勤務する事になり、

転居の荷物の一部を実家に 送ってきたそうです。

その荷物の中に、古い手紙の束がしっかり結んであったとの事。

お母さんからの手紙だったそうです。

小さく折ったあとがある手紙・・・ポケットに入れていた事が伝わり

この手紙を娘が読み返しながら頑張っていた事が伝わり嬉しかった事。

手紙の素晴らしさ、力を感じていただけに私の本を読まれ共感されたそうです。


私は、電話をかけてくださったその方のお話に、そのお考えの聡明さに、

子を想う親の哀しいほどの優しさに、

そしてその行動力に、感動しました。


人と人のご縁って不思議ですね。


もし郵便局長さんの研修に私が呼んで頂いていなければ、

もしその時、拙著が書きあがっていなければ、

またその研修に拙著を持って行っていなければ、

糸井郵便局の局長さんが購入して郵便局に置いて下さらなければ、

そのお友達がその方に本を勧めてくださらなければ読まれる事もなかったのです。


その方の感動的なお話は、手紙の素晴らしさを伝えている私にとって

嬉しい贈り物のようなお話でした。

講演の中で、手紙の素晴らしさを、更にお伝えしていきます。


私を但馬局の研修にお招きくださいました局長さん、

ありがとうございました!

機会を与えて頂いたからこそ、出会え、

聞かせていただいた手紙の素晴らしいエピソードです。


世の中はみんな繋がっていますね!

心が温かくなる 嬉しい昨日でした。


今朝も元気に目覚めを頂いた事に感謝し、

喜んで、進んで、明るく、楽しく働きます!

みなさん、どうぞよい一日を。



村山順子

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