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執筆者の写真村山順子

2021年6月11日 尊敬申し上げる文子さんのこと!

更新日:2021年6月18日


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


長くなりますが、書かずにはおれない素敵な文子さんの事、

皆様にもご紹介したくて、書かせていただきますね。


昨日、掛川市にお住まいの文子さん(90歳)から葉書が届きました。

ご自分で細い線を引いた葉書に、丁寧な文字でぎっしり書いて

近況をお知らせくださいました。

何ヵ所か、分からないくらい綺麗に修正テープが貼ってありました。


「・・・孫たちも元気で、我が道(ドクター)を進んでいるようで

安心しています・・再び神戸に戻る日があるのだろうか?と。

いつの日か5人が揃う日のため、私も元気でいなくてはと

90歳の体に言い聞かせています・・」


文子さんは、

10数年前、神戸市北区で息子さんご一家とお住まいでした。

息子さんご夫妻はドクターです。

当時小中学生の女のお孫さんたちと5人家族でした。


お出会いは、お嫁さんからの、

家事サービスのご依頼でした。

笑顔で優しくお話しくださり、

ご自身もドクターをされていらっしゃるとは

思いませんでした。

高齢になったお義母様(文子さん)の

家事の負担を少なくしたい・・との事で、伺う事になりました。


その時、文子さんにお会いしました。

当時70代半ば過ぎ。頭脳明晰、お話好きでテンポが早く、

楽しく聴かせてもらいました。

その中、私もかって小学校教師をしていた事が分かると、

文子さんが、「是非、お話ししたいです。また来てくださいね」との事でした。

別の仕事の打ち合わせもあり、

後日、伺う事になりました。


小学校の教師をされていた文子さん。

定年退職される頃、ドクターの息子さんご夫妻に

アメリカ留学の話が。

でも赤ちゃんが・・

その話を聞かれた文子さんは、

自ら進んでアメリカ留学に一緒に行かれ、

幼いお孫さんたちの、子育てをされたそうです。


文子さんご自身、長男さんが生まれしばらくして、

ご主人様が若くして亡くなられたそうです。

義父母様が長男さんを育ててくれ、文子さんは教師になり生計を。

地域の方々の助けもあり教師を続け、長男さんはドクターに。


息子さんを我が手で育てる事ができなかったことへの申し訳ない思い、

また義父母がいたので、安心して仕事ができた・・という思いで、

今回は自分が孫育てをしよう!と一緒にアメリカへ!


留学から帰国後、神戸に住むようになり家事全般を担いながら、

将来を見据えて、

お孫さんたちの教育、躾、お稽古ごとをしっかりと。

勉強だけでなく、日本の古来の文化・・お琴、お茶、お習字もお稽古。

特にお琴は、ご自分が習われていた一流の先生から・・との思いで

静岡まで、月に一度新幹線でお孫さんたちと通われていたとの事。


お孫さんたちが北海道の大学に行かれた時から、

懐かしい故郷の掛川に戻り、自宅で1人暮らしを。

友人、知人、教え子たちに囲まれて、楽しいお暮らしとの事。

毎週お2人のお孫さんたちに、葉書を書いていらしてとの事。

内容は「人として大切なこと、本や新聞で読んだ役に立つと思った事を何かの時に思い出して貰えたら」と思い、書いて送り続けたそうです。


夏休みでお孫さんたちが神戸に帰ってくる時には、

文子さんも神戸に帰って来られます。

その時には、「是非、会いたい!」との事で何度か伺いました。


お孫さんお2人とも、ご両親の後を追うようにドクターへ。

見事な孫育てをされた文子さん!

また、大事なお子さんたちを、お母様の文子さんに

全面信頼で任せられた息子さんご夫妻。


「お母様(文子さん)なら大丈夫!」との揺るがぬ信頼関係!

素敵なご家族です。

その要は文子さん!

小柄で、明るく頭の回転が速く早口、話題が豊富。

そして、相手の気持ちを汲み取る優しい文子さん。

書いていて声が聞こえてくるようです。


もしか叙勲に推薦できるとしたら、

推薦申し上げたい文子さんです!

あっ!94歳のかおるさんも、95歳の東京の叔母、

そして母もです!


素敵な人生の大先輩が、何人もいらっしゃる事。

有難いです!

少しでも近づけるよう、

今日も笑顔で元気に暮らします。


みなさん

素敵な週末をお過ごしくださいますよう!



村山順子

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