
おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
「チェンバロ」の演奏って、聴かれたことございますか?
昨朝、私は初めてチェンバロ演奏を聴く機会がありました。
澄み切った、それでいて柔らかな音色でした。
目を閉じると、花園が浮かんだり、野原が浮かんだり、
小鳥たちの鳴き声が聴こえるような、
繊細な音色のチェンバロでした。
グランドピアノの小型のような、細長くて、とても品のある優美な形。
美しい絵が描かれたチェンバロで、
すべて職人さんが手作り。
注文から手元に届くまで4年間も、待ったそうです。
毎日弦の微調整をしないと良い音が出ないそうです。
話を戻しますね。
昨朝、神戸ポートピアホテルの広い部屋でチェンバロの演奏と、
「今こそ、実践の船出!~北前船紀行」のテーマのお話を、
お聞きしました。
お話しくださるのはチェンバロ奏者の明楽(あけら)みゆきさん、
明楽さんは札幌倫理法人会の会長さんです。
5代前のご先祖が近江商人で千石船の船主であった事に由来して、
現代版北前船プロジェクトを、2010年に創設され活動されていらっしゃいます。
全国の神社や、お寺能楽堂などでも公演されています。
北前船が、日本の産業に大きく貢献したことを、改めて教えていただきました。
主に大阪と北海道を船で大量に物を運び、帰りの船にはその土地のものを積み販売・・
日本全国、北海道から鹿児島まで、縦横無尽に船で商いをし、文化を興している・・
経済の動脈と言われています。ご先祖の足跡を訪ね、
今に活かす活動をされていらっしゃいます。
優しく明瞭な言葉とお声。
演奏に、お話に引き込まれ、心清らかになる、素敵な時間でした。
演奏の後、大勢の経営者たちが、好奇心旺盛な子どものように
チェンバロの周りを取り囲み、明楽さんに質問ぜめ。
初めてのものを見たり聴いたりするって、ワクワクすることですね!
そして大きなチェンバロを、
北海道から関西までどうやって運んで来たのかしら?
チェンバロを車に乗せご自分で運転され、フェリーで関西まで移動。
また車を運転して移動されているとの事。
強い精神力と、体力が必要かと思いますが、
にこやかに、笑顔でお話しされていらっしゃいました。
「音楽の力」を感じたひとときでした。
今宵は、皆既月食が観測できるようです。
夜8時過ぎから、夜空に赤い月が浮かぶとの事。
テレビでは世紀の天体ショーと!
みなさん
今日も心弾む嬉しい1日でありますように!
村山順子
Comments