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執筆者の写真村山順子

心洗われるお参りでした。


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


7月23日開会式が予定されている東京オリンピックは、

「海外からの観客を入れない」で開催!に決まりました。

いろいろな意見がありますが、

コロナ感染防止のため、厳しい制約の中ですが、

なんとか無事に、安全で楽しいオリンピックが

開かれますようにと、願い祈ります。


また19日、兵庫県公立高校の合格発表がありました。

弊社スタッフ2名のお子さんたちも、地域の同じ公立高校を受験。

大丈夫!と思っていても2人とも「合格」と聞くまで、ドキドキしていました。

お陰様で2人とも見事合格!

嬉しい春が来ました!


話はかわりますが

昨日、若い女性のお寺さんがお参りに来てくださいました。

(前に少し書いた事がありますが)

昨年6月、宗派の重鎮だったご住職(お父様)が、

病名がわかった後、短い期間でご逝去されました。

お寺は、もうすぐ開基350年になるとの事。

ご住職は、「自分の手で、一連の諸行事を執り行いたい・・」と、

常々話されていたそうです。


昨年、大手新聞社の東京勤務になっていた長女さんが、

お父様亡き後、関西に転勤希望を出されたようですが、

転勤一年にも満たないでの転勤は認めて貰えず、

好きな仕事をやむ無く退職され、

お寺に帰って来られたと聞いています。


20代半ば、読経の声にも初々しさが・・

背筋を伸ばした後ろ姿から緊張感が感じられます。

だからこそ、お父様たちと同じように

丁重にお迎えし、お話を伺いお茶を飲んで頂き

お送りさせて頂きました。


坂道の上にある拙宅まで、雨の中お母様が

車で迎えに来てくれていました。

お母様と二人三脚で歩まれています。

春から、より学びを深めるため僧侶の学校に通うそうです。

お母様のお姿に、同じ年代で大事な夫を見送った自分の姿が、

重なります。


ただ、350年の歴史を背負うお寺さんの奥様。

一方私は、守るべき者は子どもたち4人だけ。

背負うものの大きさに、

どれ程の想いをされていらっしゃるのか・・

想像することすらできません。


昨年のお盆のお参り・・・を電話でお願いすると、

「まだ慣れていないのですが、娘で良いですか?」と、遠慮がちにお母様。

「我が家は、先先代からずっとお願いしています。

ご遠慮なく、どうぞよろしくお願い致します。」と申し上げました。

電話口での、弾んだお母様のお声を思い出します。


大好きな仕事を辞めて、

住職への道を選ばれた長女さん!

力になって下さる方々は多いかと思いますが、

ちょうど良くなりますように!と願い祈ります。

おばあちゃん的な気持ちで、静かに声援を送らせて頂きます。


みなさん、神戸も桜が咲き始めました。

皆様のお住まいの地域はいかがですか?

心弾む1週間でありますよう!

今週も どうぞよろしくお願い申し上げます。



村山順子

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