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執筆者の写真村山順子

母との時間!


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。


昨日も書きましたが、一昨日、鹿児島経由で宮崎の母に会いたくて出かけました。

雨の中、義妹と沖永良部島から移したお墓にお参りをし、

その後、母のいるケアハウスに行きました。


母は、私の来るのを待っていたようで、笑顔で「順子来たの!」と、

迎えてくれました。

義妹は母の大好きな細川たかしさんの「矢切の渡し」をはじめ

昭和の歌謡曲と童謡のCDとラジカセを持って来てくれていました。


早速「矢切の渡し」を流すと、前奏や間奏に合わせて動かせる左手で

炉を漕ぐ真似をし、大きな声で歌い続けました。

その曲ばかりをリピートし、上機嫌の母でした。

「矢切の渡し」を何回か歌った後、

母の日に私が書いて送った「母への感謝状」を声に出して読みました。

母は、満面の笑顔で聴いていました。

そして母に持ってきた「人生を変えた10行の手紙」の母の登場するページを

声を出して読みました。

みるみる 母の目から涙が溢れ、やがて声を上げて泣いていました。

私も読みながら胸がつまり泣きながら読みました。

目は見えなくなりましたが、残された耳はしっかり聞こえます。

母の手を握りさすりながら、後何回、何10回、母の顔を撫で手を握る事が

出来るだろう?

後どのくらい母の「矢切の渡し」が聴けるだろうか?

そんな事がよぎりましたが、母との今、この時間を大切に過ごそう!

と心を切り替え、一緒に矢切の渡しを歌いました。

母の歌う姿や、母とのツーショットを何枚も写し、

妹たちや、娘にラインで送りました。

岐阜の妹から「姉ちゃん、お母さんとよく似てるね」と。


来るときは良いのですが、母の部屋から出るときは

後ろ髪引かれる思いです。

母に「また来るね。元気でいてね」と話し部屋を後にしました。


今週もありがとうございました。

素敵な週末をお過ごしくださいますよう!


村山順子

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