おはようございます!
雨の週末、いかがお過ごしでしたでしょうか。
土曜日、神戸市西区の学園都市周辺の大学(流通大学、兵庫県立大学、神戸市看護大学)の
共同企画の公開講座がありました。
どうしても聞いてみたい講座があり、出かけました。
階段状の200名以上入る広い講義室に、40名ほどの年配の男女の受講者。
講座名は『新・ひょうご学15・・地域の景観と歴史・・』 企画・流通科学大学
受講講座は、
『異色の外交家・高碕達之助と兵庫県人たち・・・中部幾次郎、白洲次郎、笹部新太郎』を
聴きに行きました。
恥ずかしいですが、初めて聞くお名前の方も・・ 気骨のある先人たち。
書き尽くせませんが、
その中のお一人、高碕達之助氏(1885年~1964年)のエピソードで
感動した事を少し書かせて頂きます。
水産資源の活用に日本の発展を見出し、生涯水産に関わる事を決意、
経済界で活躍、衆議院議員、建設相、通産相、経済界企画庁長官等々歴任。
庄川の御母衣ダム建設で、ダム底に沈む荘川村の寺にあった桜の老木を
移植する事を発案し、見事根付かせ荘川桜と名づけられた・・・
今も桜の頃になると、咲いているとの事。
達之助自身も、この出来事を「生涯の思い出」と話していたそうです。
自然を愛した高碕達之助の、優しさが伝わるエピソード。
亡くなった時には、
親交の深かった周恩来は「このような人物は二度と現れまい」と言う
最大級の賛辞を哀悼の言葉として贈った」と、案内文に載っていました。
気骨のある、それでいて心優しい方々が、
今の社会にもいて欲しい!・・と思いました。
私自身、“73年生きてきたけれど、何と知らない事が多い事か!”と。
もっと学びたい!と思う講義でした。
話は変わりますが、
リーフレットに書かれていた高碕記念館のご紹介を。
宝塚市雲雀丘にある、
公益財団法人 東洋食品研究所『高碕記念館』。
庭園には四季折々の様々な花が咲き誇っているそうです。
建物は、国登録有形文化財に指定。
庭園は無料開放されているとの事。
庭園公開 10時~16時
休館日 月曜日
行ってみたい高碕記念館の庭園です。
館内は予約すれば見せて頂けるようです。
(072)740ー3500
話は変わりますが、
17日から、あべのハルカス美術館で「グランマ・モーゼス展」が
開かれています。
本物を観るのは初めて!
コロナの状態を見ながら!
楽しみです!
みなさん、笑顔溢れる1日で
ありますように!
村山順子
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