おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
秋のお彼岸も終わりましたね。
9月23日は、亡き佐竹隆幸関西学院大学大学院教授の3回忌でした。
日本中小企業学会会長に就任されたばかりでした。
これから、ますますご活躍!と、思っていた矢先のご逝去でした。
佐竹先生と初対面は、2002~3年ごろ。
兵庫県中小企業家同友会で、お出会いしました。
背が高く、若くてハンサム、大学教授との事で、近寄りがたく、
遠巻きにしていました。
ご縁とは不思議なものですね。
当時専務をしていた長男が、神戸商工会議所の
「第二創業を目指す経営者の集い」に参加。
その会の指導教授が佐竹先生でした。
企業訪問で弊社に経営者12~3名と来社。
その時、佐竹先生が私に「創業からの想いを話してください」と。
自分のしてきた事なので、そのまま話しました。
翌日、佐竹先生から「僕と一緒に講演に行きましょう!」とお電話。
お断りに研究室に伺いましたが「村山さんのブレてない生き方がいいので、
そのままを話してください」と。
佐竹先生が私に、講演のきっかけを作ってくださいました。
兵庫県立大学では、当初は学生さんに、そのあとは産官学連携講座で講演。
客員教授を拝命しました。
(このことは当時沖永良部島にいた身体の不自由な母が大喜びしました)
そして関学に移られてからは、関学大学院で年に2講座。担当させて頂きました。
講義内容は教授が決めてくださいました。
テーマは「企業倫理」
先生は「いつも通り、村山さんの生き方、仕事への想いを話してください。
そのあと、全員に手紙を書かせてください!」と。
講義の始まる前に、「手紙のセミナー」で
奥様に書かれた手紙を読んでくださり、
私が話しやすい雰囲気を作ってくださいました。
また、私が講義の中で話を飛ばすと、
「村山さん、あの話もして下さい!」と私以上に覚えていて、助けて下さいます。
話のあとは、
いつも通り皆様に手紙を書いて頂き、希望者にお読み頂きます。
軽い気持ちで手をあげられ、読み始めると、途中で絶句。
涙ながらに読んでくださいます。聴いている皆様も涙、涙!
何人もの方々が、手をあげて読んでくださいました。
素直な気持ちで書いた手紙は、相手の心に届いたようです。
毎回講義の後、嬉しいお手紙を頂きます。
娘さんとの関係、夫との関係、妻との関係、
上司との関係を、素直に書かれて投函。
そのあと、関係が見事に改善!
「手紙ってすごい!」と。
また、受講されていた研修会社の方が、ご自身の講義を急遽振り替えて私へご依頼。
「優秀な若手社員は失敗を恐れ、消去法で考えるので、前に歩みを進められない!
是非、背中を押してほしい!」と。
教授に相談すると、「村山さん、行ってあげてください」と
背中を押して下さいました。
また、受講されていた、大きな総合病院の関係者の方々に講演させて頂いたり、
大手薬品会社の若手の方々にリモートで手紙のセミナーをさせて頂きました。
講演のご依頼があると、佐竹先生にご相談。
先生はいつも「是非行ってあげてください」と言って喜んで下さいます。
そして、終わるとすぐに先生にご報告させて頂いていました。
「これは誰のお陰様なの?」を、思う時、
そのきっかけを与えて下さった佐竹先生のご恩を思います。
目を閉じると、独特のイントネーションの先生のお声が聴こえます。
佐竹先生、ありがとうございました!
今日は、東大阪のお店で“心友“たちと3人でランチをします。
メインはおしゃべり。
今から心が弾みます。
みなさん、今日も笑顔溢れる
一日でありますように!
村山順子
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