おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えのことと存じます。
平昌オリンピックは昨夜、閉会式でした。
最高の結果を出すことができ胸の熱くなる場面や、また思っていた結果が出せなくて
辛い思いをされたアスリート、そして支えて下さった多くの関係者のみなさま、
その一つ一つに感動しました。ありがとうございました。
話は変わりますが、昨日は、朝5時過ぎに家を出て伊丹空港から一番の飛行機で、
日帰りで宮崎に行ってきました。
昨年12月から、宮崎のケアハウスに入所している母に無性に会いたくなって。
2月初めに会ったときの母の表情は険しくて、気になっていましたが
昨日は優しい母の表情に戻っていました。
宮崎のケアハウスにも慣れてきたのかなぁと、少しほっとしました。
今回、母に聞きたいことがありました。
18歳で私を生んでくれた母。小学校1年から田舎を離れる13歳の時まで、
一日も休まず、同じ時間に「音読」させてくれました。
そのおかげで、どこでも物怖じせずに声に出して文章を読むことができます。
若い母が“なぜ子どもたちに音読をさせてくれたのだろうか?”
そしてその考えは、どこから生まれたのか?聞いてみたかったのです。
母は“自分でよく考えたら、子どもに本読みをさせようという考えが浮かんできた”
と、話していました。
少し記憶が曖昧になっている母ですが、即答していました。
そういえば、母は、広い家を利用して先生方の下宿をはじめ、また子どもたちに
仕送りをする為に、沖永良部島で初めての民宿を始め、やがて小さなホテル経営へと事業を拡大してきました。
すべては5人の子どもたちの教育費、下宿代を仕送りする為に考えて考えて決断したことです。
そのおかげで、私たち5人は教育を受けさせてもらうことができました。
母の真っ白になった髪を撫で、手を両手でそっと包み込み、母の話を聞きながらの
母と2人だけの時間は、かけがえのない時間でした。
母に会いに来て良かった! と思いました。
弟夫婦は宮崎なのでよく見に行ってくれていますが、私たちも出来る限り母に会いに宮崎通いをするつもりです。
2月最終週になりました。春の足音が聞こえてきます。
卒業、進学、就職、新たなスタートの時期がもうそこまで来ています。
みなさん 素敵な一週間でありますように!
村山順子
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