2021年10月19日 ただ、ただ お陰さまです!素直に行動しただけですが・・・
- 村山順子
- 2021年10月19日
- 読了時間: 4分

おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
爽やかな秋の日が続いています。
青空に白い雲。穏やかな海に陽の光!
また樹々は、刻一刻と色づいています。
美しい日本の秋!
今朝はいつも以上に長くなりますが、いつか、ひとつながりのこの出来事を書きたい・・と思っていました。
お陰さまで、その時々で良い方々にお出会いしています。
そして、言って下さる事に対して、素直にそのまま行動してきた事が、一つの夢、願いの実現に繋がっています。
昨夜、母校の同窓会の事務長にお電話する事がありました。
お話ししながら、出会いの頃の話になりました。
事務長とのお出会いなくして、今も続けさせて頂いている母校での講義はあり得ません。
2011年3月。
四十数年ぶりに母校に行くことになったのは・・
ある方の、強いお勧めがあったからです。
私は2008年5月から週に一度、経営者の朝の勉強会(モーニングセミナー)で学んでいます。
現在は、講師の方に相談(倫理指導)させて頂くのに事前の予約が必要ですが、当時(2011年3月)は今より人数も少なく、自由にご相談できていました。
そんな時、突然担当者から「村山さん、講師のお帰りまでまだ時間があるから、何か相談して下さい!」と言われました。
まず「ハイ」と素直に受けてやってみる!ことを学んでいます。
「ハイ」と講師の前に出たのですが、今私に特別な問題事はないと思っていました。
ですが、突然の事。
心の奥底に封印していた事が言葉となって、飛び出していました。
自分でも予想外の事でした。
実は当時、1年おきに3回、教授のご依頼で、兵庫県立大学の女子学生4名をインターンシップで一週間、預からせて頂いていました。
一週間後、インターンシップが終わる頃には、学生たちの表情、態度、言葉遣いが、来た時とは別人と思うほどいきいき!見事に変わっていました!
それは3回とも同じでした。
学生たちが変わるのを、育つのを目の当たりにし、昔、小学校の教師をしていた時の喜びが、ふつふつとよみがえってきました。
「母校で後輩たちに伝えたい!何かお役に立てるかもしれない!」と思いました。
ですが、特別な資格を持っていない私。
そんな事を思うのは「不遜な事」と、心に封印していました。
「母校で後輩たちに伝えたい」は、願望、夢でした!
その封印が、担当者の突然の「何か質問でも相談でもしてください」のお言葉によって図らずも解かれ、思わずこんな事を申し上げていました。
「Y先生、母校で後輩たちに伝えたい事があります。
何の資格もない私が、そのような事を思うのは不遜な事でしょうか?」と。
するとY先生は、「村山さん、すぐ母校に行きなさい!すぐですよ。自分の書いた本があるでしょう!取り上げてもらった本も、新聞、雑誌もみんな持って、すぐに行きなさい!」と強く勧めて下さいました。
お聴きした以上、「素直に実践する事」を学んでいます。
行くしかありません。
翌日、四十数年ぶりに、いわば自分の売り込みに伺う・・
とてもとても、今までの私にはできませんでした。
ですが「すぐに行きなさい」と、講師から強く勧めて頂いています。
勇気を振り絞って同窓会館を訪ねました。
その当時のことは10年以上経った今でも、昨日の事のように覚えています。
事務長は、私の話をよく聴いて下さいました。
「村山さん、お預かりしましょう!ですが、返事は遅くなると思います」と。
ところが、一週間もしないうちに教務課から連絡。
「来年の2月に同窓会の提供講座として講義をお願いします!」との事でした。
春休み、カリキュラムが決まる直前だったから、すぐに決まったようです。
「すぐに行きなさい!すぐですよ!」と頂いたお言葉の通り、素直に行動したお陰さまで、今の母校での講義に繋がっています。
提供講座を2回させて頂いた後、キャリアセンターで単位の取れる全学共通講座に変わりました。
事務長が推薦してくださったとの事を、後で知りました。
大勢の同窓生が私のように訪ねて来るそうですが、“何故か私の話に心が惹かれた・・“と。
これもずっと後になって、話して下さいました。
モーニングセミナーの担当者の声掛けを断っていたら、
講師に素直にお尋ねしていなければ、
すぐ行きなさい!を実行していなければ、
事務長にお会いできていなければ、
推薦して頂けなければ、
夢を実現することはできませんでした。
すべて、言って下さる事に全力で、ただ素直に行動しただけです。
結果など一切考えずに。
10年前、私に「講師に何か聞いてください」と勧めてくれた担当者のMさん!
彼の事は講演でも、恩人のお一人として話す事があります。
Mさんの一言が、すべてのきっかけに繋がりました。
振り返ってみる時、ただただ、出会いのお陰さま!
感謝しかありません。
今も母校での講義が近くなると、「行きなさい!すぐですよ!」と強く背中を押して下さった、神奈川県大和市のY先生にご報告させていただき、母校に伺っています。
そんな事を思い出す昨晩でした。
秋の夜長、時にはお世話になった方を思い出し、お手紙を書くのも良いですね。
今日も笑顔溢れる素敵な一日をお過ごし下さいますよう!
村山順子
Comentarios