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執筆者の写真村山順子

2021年10月26日 “おせっかい?“してしまいました。


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

昨日、時短要請が全国で解除され、飲食店の方々の間では、安堵の声や、また顧客が前のように戻ってくれるか?等の不安の声もある中、日常が再スタートしました。

どうぞ、穏やかな日々が続きますように!と祈り願います。


話は変わりますが、

以前メルマガにも書かせて頂いた渡り蝶「アサギマダラ」、もうすぐ南の島を目指して飛んでいくのでしょうね。

多くの蝶は、もう旅立っているのかもしれませんが。

昨日のような雨の日は、じっと動かず葉っぱの下で雨宿りしているのでしょうか?


10月上旬、スタッフから、アサギマダラが摩耶山天上寺の境内に集まると聞きました。

境内や、境内に登る階段の周りにもたくさん植えられている藤袴。

その蜜を吸いに、アサギマダラが集まることを教えてもらいました。

どうして観たくなり、私も出かけました。

ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継ぎ天上寺へ!


アサギマダラを観る大勢の方々に混じって、手に昆虫採集の網を持った男の子と、おじいちゃん。

また違う場所でも、網を持ったもう一組の男の子とおじいちゃん。

アサギマダラを捕まえる為の網のようです。


アサギマダラは、人の気配がしても、シャッターを切る音がしても、ただただ夢中で蜜を吸い続けています。

南の島へ・・2000キロ以上飛ぶ為に。

手を伸ばせば、羽に触れそうなくらいです。


周りに大勢の人たちがいる事、そしておじいちゃんとお孫さんが楽しそうにしている事・・で、何も伝えることはできませんでした。

本当は、「アサギマダラは遠くまで飛ぶために、一所懸命に蜜を吸っているね。観るだけにしようね」と伝えたかったのですが・・・言えなくて、黙って素通りしてしまいました。

そのおじいちゃんとお孫さんは、アサギマダラが2000キロ先まで飛んでいかなければならない事を知らないのかもしれません!

境内にアサギマダラのことを書いた「立て札」があれば、きっとみんなが感動し「頑張って!」とエールを送りながら静かに観ると思います。


思い切ってお寺の方に電話をしました。

すると、「そうでしたか。ありがとうございます。アサギマダラが2000キロも飛んでいくこと、そっと見守ってほしいことを書きますね」と聞いて下さいました。

お寺の方の対応が嬉しかったです。

「来年も沢山のアサギマダラが天上寺にきますように」と祈りながら受話器を置きました。

おせっかいだったかなぁ・・  

ですが多分これからも、このようなおせっかい?・・・してしまうと思います。

聞いて下さるかどうかは分かりませんが、何もしないで後悔はしたくないので。


周りを見渡せば、街路樹の銀杏も少し色づいてきました。

紅葉前線も南下中ですが、今週末から一気に前進との事。

去年は、紅葉が観たくて六甲高山植物園に行きました。

気が向いたら一人ですぐに出かけられる・・

この気楽さを楽しめるようになりました。

あれから・・・一年が過ぎたのですね。

コロナで、季節を楽しむ余裕もなく晩秋を迎えています。

「今年の紅葉は今年だけ!」観に行きます!


時が来れば、ただ静かに変わっていく自然界の生き物たち。

“あっちが日当たりが良い“ とか”日当たりが悪い“などいっさい言わず、与えられた環境の中で日差しを求め

あちこちに枝を広げて精一杯、己がいのちの限りに生きている・・・

その姿に、多くの事を教えられます。


あっ、アサギマダラのことから話を広げ過ぎました・・


みなさん、今日も心弾む素敵な一日でありますように!



村山順子

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