おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
毎年、年末のこの時期になると、ふるさと沖永良部島の「花」を思い出します。
沖永良部島は「花の島」別名「教育の島」(西郷隆盛さんが島の青年たちに陋屋の中から教授下さった)とも言われています。
昔から花作りが盛んで「エラブ百合」の球根を、100年以上前から輸出。
横浜港の倉庫が、エラブ百合の球根でいっぱいだったと聞いています。
香り高く、凛としているエラブ百合(てっぽう百合)は、主にアメリカに輸出していたそうです。
今は品種改良され、様々な百合や菊、トルコ桔梗、グラジオラス、フリージア!を栽培。
島の至る所に、野生のブーゲンビリア、ハイビスカス、ポインセチアが咲いています。
今年も、お世話になった方々のお歳暮用に、エラブの花を送ってもらいました。
母が元気な時は母が!母の身体が不自由になってからは、真ん中の妹がいい花を求めて、花農家や花屋さんを車で走り回って、長持ちしそうな花を選んで送ってくれていました。
妹は、自分がいつまでも花を選んで送れない事が分かっていたのか、花を販売をしている後輩に「姉ちゃんたちから注文があったら、特に吟味して送ってね」と頼んでいたそうです。
今年も妹を思い出しながら花をお願いすると「由紀子姉ちゃんから聞いているから、よく選んで送るから安心してね」とのこと。
よく気のつく、心遣いのできる妹でした。
妹が病床で言っていたのは「お母さんより、一日でいいから長生きさせてほしい!」と。
その願いは・・叶うことはありませんでした。
母は、妹が亡くなって3年余り経ちますが、未だにその事を知りません。
多分、わかっているかと思いますが・・・聞きません・・聞きたくないのだと思います。
由紀さんが遺してくれた、良い人たちとのご縁は、今も繋がっているよ!
ありがとうネ!
何かあるごとに思い出す、亡き妹の事。
タオルの畳み方一つにしても、縦横ぴったり!
もやしも髭根を一本一本切って美しく。
そんな由紀さんは、几帳面なお父さんのお気に入りでしたね。
朝から思い出話になってしまいました。
今日もみなさんに、いいことがありますように!
村山順子
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