top of page
執筆者の写真村山順子

2021年12月21日 この時期に思い出すのは・・・


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


毎年、年末のこの時期になると、ふるさと沖永良部島の「花」を思い出します。

沖永良部島は「花の島」別名「教育の島」(西郷隆盛さんが島の青年たちに陋屋の中から教授下さった)とも言われています。

昔から花作りが盛んで「エラブ百合」の球根を、100年以上前から輸出。

横浜港の倉庫が、エラブ百合の球根でいっぱいだったと聞いています。

香り高く、凛としているエラブ百合(てっぽう百合)は、主にアメリカに輸出していたそうです。

今は品種改良され、様々な百合や菊、トルコ桔梗、グラジオラス、フリージア!を栽培。

島の至る所に、野生のブーゲンビリア、ハイビスカス、ポインセチアが咲いています。


今年も、お世話になった方々のお歳暮用に、エラブの花を送ってもらいました。

母が元気な時は母が!母の身体が不自由になってからは、真ん中の妹がいい花を求めて、花農家や花屋さんを車で走り回って、長持ちしそうな花を選んで送ってくれていました。

妹は、自分がいつまでも花を選んで送れない事が分かっていたのか、花を販売をしている後輩に「姉ちゃんたちから注文があったら、特に吟味して送ってね」と頼んでいたそうです。

今年も妹を思い出しながら花をお願いすると「由紀子姉ちゃんから聞いているから、よく選んで送るから安心してね」とのこと。

よく気のつく、心遣いのできる妹でした。


妹が病床で言っていたのは「お母さんより、一日でいいから長生きさせてほしい!」と。

その願いは・・叶うことはありませんでした。

母は、妹が亡くなって3年余り経ちますが、未だにその事を知りません。

多分、わかっているかと思いますが・・・聞きません・・聞きたくないのだと思います。


由紀さんが遺してくれた、良い人たちとのご縁は、今も繋がっているよ!

ありがとうネ!

何かあるごとに思い出す、亡き妹の事。

タオルの畳み方一つにしても、縦横ぴったり!

もやしも髭根を一本一本切って美しく。

そんな由紀さんは、几帳面なお父さんのお気に入りでしたね。

朝から思い出話になってしまいました。


今日もみなさんに、いいことがありますように!



村山順子

閲覧数:6回0件のコメント

Comments


bottom of page