おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日、亡き恩師の奥様にお電話させて頂くことがありました。
奥様は古くからの弊社のお客様です。
私事になりますが、私は中学3年生に上がる春休みに、「神戸に行って勉強しなさい」との親の勧めで、故郷、沖永良部島から神戸の叔母宅に下宿し、地域の公立中学校に転校しました。
島外に出るのが全く初めてだった私は、あまりのカルチャーショックに、慣れることに必死でした。
担任の先生のお名前や教科は記憶にありますが、具体的な当時の記憶は曖昧です。
(何故か、クラスメイトの顔や出来事は、鮮明に覚えている部分もありますが)
今から16~17年前、家事サービスのご依頼がありました。
お見積もりに伺い、お仕事をさせて頂くようになりました。
そのお客様が「恩師の奥様」という事がはっきり分かったのは、中学校の同窓会でした。
お身体の具合の悪いご主人様(恩師)の付き添いで、奥様が同席されていて分かりました。驚きました!
当初2回ほど、私もスタッフと一緒に家事サービスに入らせていただきました。
恩師は別室にいらっしゃり、一度ご挨拶させていただいたのですが、全く気付きませんでした。
先生が亡くなられた事、家事サービスに伺っているスタッフから連絡がありました。
この時期なので、どこにも知らせずに見送られたとの事でした。
心ばかりのお供えと、お手紙を送らせて頂きました。
その事へのお品が届き、驚きました。
そのお礼のお電話が、昨日やっと繋がりました。
奥様は目の具合が悪く、亡き先生は奥様に「100まで生きて、お前の目の代わりをしなくてはね!」と、言われていたそうです。
「入退院を繰り返しながらも頑張って、いつも私のもとに帰って来てくれていたのに。92歳でとうとう!」と・・・話されていました。
私が夫を早くに見送った事をご存知の奥様は、「村山さんは突然のお別れで、4人の子どもさんはみなさん学生。大変でしたね」と、かえって奥様から、優しいお言葉を頂きました。
やっぱり電話って良いですね。
お声で、心の状態が伝わりますね。
いろいろお話しし、お聞きしているうちに、お声が明るくなり、笑い声も聞こえるようになりました。
手紙も、メールも、ラインも良いですが、時には、お声が聞こえ、話ができる「電話」・・・良いですね!
優しい余韻の残る、奥様とのお電話でした。
みなさん、今日も笑顔溢れる 素敵な一日でありますように!
村山順子
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