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執筆者の写真村山順子

2022年10月26日 顔をくしゃくしゃにして!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


昨日は、嬉しい有難い一日でした。

妹と2人で宮崎へ。

2年8カ月ぶりに、ケアハウスに入所中の母に会えました。

私たちの事、覚えてくれているだろうか?と、少し不安でした。

ですが、そんなことより、会えるのが嬉しくて、嬉しくて。


ケアハウスに着くと、

担当の方々が、笑顔で待って下さっていました。

「遠いところ来て下さったのに、短い時間で申し訳ないです」と。

妹と私は「会えるだけで嬉しいです。ありがとうございます!」と、

ワクチン4回接種、抗原検査陰性の証明書を確認してもらい、部屋へ。


母は私たちが、分かっていました。

真っ白になった母の髪の毛を撫でながら、母に話しかけました。

顔を両手で包み込みながら

「お母さんの人生は、素晴らしい人生だったね。

苦労の多い人生だったけど、5人の子どもたち全員に、教育を受けさせてくれてありがとう!

“どんな事があっても、身につけた教養は、生きている限り無くなるものではない”と、

下宿から民宿、そしてホテルへ!と、懸命に働いて仕送りしてくれたね。

修ちゃん(末っ子一人息子)は、お母さんの悲願だった医者になり(医者をしていた祖父の後を継ぎ)、

毎週お母さんの診察をしてくれている。

お母さんの人生は、苦労も多かったけど、実り多き人生だったね。

そんなお母さんの子どもで生まれてきたこと、私たちは幸せ!お母さんありがとう!」と。


母は、顔をくしゃくしゃにし、涙を浮かべながら、話そうとしています。

頭を持ち上げて、起きようとしています。

母に、「ヨーロッパ旅行の事、覚えている?」と尋ねると、

頷き、瞬間に満面の笑顔!

弟一家がイギリスの病院に留学中でした。

両親に、子どもたち5人から早めの金婚式のプレゼント!を贈りました。

ロマンチック街道、ライン川下り、古城の話をすると、顔がパッと明るくなりました。

その頃は、今は亡き、父も、夫も妹も義弟も元気でした。


15分の間、妹と代わる代わる話しかけながら、

濃密な時間を過ごすことができました。

「お母さんまた来るね!元気でいてね」と、部屋を後にしました。

会えた喜び、感謝の思いを込めて、過ごすことができました。


その後、義妹の運転でお墓参りをして、

義妹が探してくれていた素敵な古民家でランチ。

日本一の規模を誇る原生の照葉樹林が残る、綾の里。

「綾城」を見物、「綾国際クラフトの城」で手作りの工芸品を見学。

ウイークデー、静かに楽しむ事ができました。

義妹の心遣いが嬉しかったです。


母に会えた喜び!

そして、一日で、なんと多くの事ができるのでしょう!

なんと嬉しいことでしょう!

そんな昨日でした。

私事の報告・・お読みくださりありがとうございます!


みなさん、今日も笑顔溢れる

楽しい一日をお過ごし下さいますよう!



村山順子

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