おはようございます!
凛とした空気に、身が引き締まります。
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日は、「お母様に会えて良かったですね」との
温かいメールをたくさん頂き、ありがとうございました。
母の事・・・を、思い起こす一日でした。
母は、2年余り、殆ど話す人がいない中で、寝たきり。
テレビも自分でつけることが出来ず、目も見えず・・
時間が止まっているような暮らしです。
ましてコロナで、面会禁止。
誰一人見舞う人もありません。
唯一、毎週水曜日には、弟が部屋に来て診察をしてくれていました。
ですが半年前、おむつ替えの時、大腿骨骨折。
病院、そしてリハビリ専門施設へ。
そこには、医師である弟も行くことはできなかったそうです。
そんな中で、母は正常な記憶、気持ちを、
どのように、何故、保つことができたのだろうか?
93歳の母の記憶!凄い!と、思いました。
私なりの答えが、すぐに出てきました。
母の昔からの、体が元気だった頃からの
『変わらぬ生活習慣』が、母の記憶を支えていたのでは?と。
母は寝る前に、子ども孫たち全員の名前を声に出して呼びあげて、
一人一人の健康と、幸せを祈っていました。
その習慣の始まりは、
私が13歳で故郷、沖永良部島を離れたその日からと、聞いています。
子どもたちが、次々都会に出た後も必ず、声に出して
みんなの無事を祈っている・・と、話していました。
母は、ベッドでスラスラと、全員の名前を呼びあげて聴かせてくれました。
驚きました。
今回の母との面会は、80年余りにわたるその習慣が、
母の記憶にしっかり刻み込まれていることを、教えてくれました。
どんな環境下でも、良い生活習慣が・・
子どもや孫たちの幸せを祈り続ける母の習慣が、
母の記憶を守ってくれていたことに感動しました。
私も、夫亡き後、特に起業して以来、真似しています。
毎朝、般若心経をあげ、村山家、実家、
子どもたちの結婚相手のご実家、親、子ども、孫、兄弟、叔母、
スタッフ、そのご家族、お客様、そのご家族、
地域の皆様、等々の事を声に出して、
今日一日の無事をお祈りしています。
『良いことばを声に出して話す 祈る』事が、
脳の記憶にも役立つことを、
母の姿から、教えてもらいました。
みなさん、今日も笑顔溢れる
素敵な一日でありますように!
村山順子
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