おはようございます。
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
年賀状の時期が近づき、喪中葉書が届くようになりました。
頂いたお葉書には、お慰めのご返信葉書を書かせていただいています。
そのことを教えてくださったのは、
大阪のエートス法律事務所の、今は亡き西中務弁護士でした。
昨日届いた一通の喪中葉書・・を読んでいて、思うことがありました。
悲しいお知らせなのですが、
「手紙で縁が繋ぎ直されて良かった・・」と。
2015年夏、神戸三宮で「手紙のセミナー」を開きました。
「大切な方、気になっている方に『心を届ける手紙』を書きませんか?」と。
このセミナーを始めたわけや、手紙への想いをお話しした後、
参加者の方々に実際に手紙を書いて頂くセミナーです。
若い女性経営者が初参加されていました。
彼女は当初「友だちに書こうかな?」くらいの
軽い気持ちだったそうです。
ところが、私の話を聞いているうちに、気持ちが変わられたそうです。
20数年前、両親が離婚し、音信不通になっていた父親に手紙を書こう!と。
父親の住所は知っていましたが、懸命に働いて育ててくれた母親に
申し訳ないと思い、一切連絡をとっていなかったそうです。
手紙には、ずっと連絡をしなかった事へのお詫び、
結婚してもうすぐ赤ちゃんが産まれることを・・
涙しながら書かれていました。
そして、思い切って投函。
それから1ヶ月以上経って、お父様からお返事が届いたそうです!
何が書いてあるのか・・ドキドキ。
封を切るのが怖かったそうです。
「悪かったのはお父さんの方だ。何も心配することはない。幸せそうで嬉しい!
赤ちゃんがうまれたら、直ぐに会いに行くから教えて欲しい!」と。
嬉しくて嬉しくて、読みながら涙が溢れて仕方なかったそうです。
お父様は実際に、病院に赤ちゃんを見に来て下さったそうです。
その後、赤ちゃんの首が座る頃に、お父様からお声掛けがあり、
お父様、彼女夫婦、赤ちゃん、と親子3代でお墓参りにも。
「あの時、手紙のセミナーに参加し、父親への手紙を書いていなければ、
息子をおじいちゃんに抱いてもらうことも、一緒にお墓参りをすることもできませんでした。
あの時、父親に手紙を書いた事で、ご先祖様とも繋がることができました。
順子さんありがとうございました」と、彼女から手紙を頂きました。
その後、女の子も生まれたと。
この度の喪中葉書・・
72歳でお父様がご逝去。まだお若いです。
どんなにか、お孫さんたちのご成長を
もっともっと、見守っていたかったことでしょう!
お心を思うと・・おかけする言葉も見つかりません。
ただご冥福をお祈り申し上げるばかりです。
心を込めて書いた一通の手紙!
その手紙が、20数年間の空白を一気に埋めてくれ、
親子の関係を繋ぎ直してくれたこと・・本当に嬉しいことでした。
亡きお父様も、お孫さんを抱っこできて、
またお孫さんたちも、おじいちゃんや
ご祖先に繋がる事ができて、本当に良かったです。
手紙のセミナー参加者から、このような後日談がたくさん届きます。
亡き夫が遺してくれた、10行ほどの手紙!
生涯、私に生きる力とエネルギーを送り続けてくれます。
「手書きの手紙は優しい心の贈り物」
手書きの手紙の素晴らしさをお伝えするのは、私の使命です。
会社で、グループで、手紙を書いてみませんか!
ズームでも、対面でも大丈夫です。
社内の人間関係が、家族の関係が、より良くなります。
あっ!手紙のことになると・・止まりません。
みなさん、今日も笑顔溢れる
楽しい一日でありますように!
*手紙のセミナーを開催されたい企業、グループの方は
このメールでご相談、またお申込みよろしくお願い致します。
お電話は(09098662426 村山)です。
村山順子
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