おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
三寒四温を繰り返しながら・・春が来るのですね。
話は変わります。
朝からどうかなぁ・・と思いましたが、書かせて頂きます。
2月15日、(一社)実践人の家の常務理事で、森信三先生の三男の森迪彦さんが亡くなられました。
奥様を亡くされたのも数年前の同じ2月、寒い頃でした。
森迪彦さんは、1年前から食道癌を患いながらも「実践人の家の全国研修会を『東京で開く!』」と強く願い、希望を持ち、行動していらっしゃいました。
森信三先生没後30年の大きな節目の時だったからだと思います(昨年6月に突然理事にご指名頂いた私は、はっきりお聞きした事はありませんでしたが)。
体重は20キロ以上減り、杖をつきながらも、弱音を聞いた事はなく、気持ちは常に東京開催、東京開催でした。
講演者、会場、参加者、どうしたら夏休みの時期に500名の方に集まって頂けるか、日々その事を考えていらしたようです。
森迪彦常務理事の言葉は、いつも明るく、優しいものでした。
「前より良いです!元気になりました。金沢に行って〇〇先生にお会いしてきます」と、常に明るい言葉、そして笑顔でした。
2月3日、東京の致知出版社で「森信三没後30年の対談」があると聞かれ、「どうしても行きたい!」と、理事長にご同道をお願いし、娘さんたちに内緒で東京へ。
新神戸駅で、理事長はあまりに弱られた森迪彦常務理事のご様子に「ご自宅までお送りしましょうか!」とお声がけされたそうなのですが、「どうしても行きたい!」との事で、車椅子を借りて東京まで。
その後ホテルで対談(鼎談)、しっかりお話されていたそうです。
「精神力、気力、意志力」というのでしょうか。
帰宅後2週間ほどで亡くなられました。
長男さんへの最期の言葉は「人生2度なし」だったそうです。
最期のお顔は、まるで笑っているようなお顔でした。
全力を尽くされた、生き切った、爽やかな、安らかな笑顔でした。
最後に東京で対談(鼎談)できた事が、「やり切った、全力を尽くした」という気持ちが、美しい最期になったのだと思わせて頂きます。
森迪彦常務理事も、ご同道くださった理事長にどんなに感謝されていらっしゃる事かと思います。
亡きお父様の森信三先生や、典子奥様が「ありがとう」って、両手を広げて迎えて下さったと思います。
8月20、21日の東京での全国研修会に向けて、微力ですが精一杯取り組ませて頂きます。
迪彦常務理事!見ててくださいね!みんなで力を合わせて頑張りますから!
花屋さんには、春の花がいっぱい!
明日は「桃の節句」。
事務所にも自宅にも「桃の花」を飾りました。
みなさん、今日も笑顔溢れる一日でありますように!
村山順子
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