おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日の神戸は、花冷えの一日でした。
こうして三寒四温を繰り返しながら、暖かい春になるのですね。
話は変わりますが、日曜日、時間があったので煮物を作りました。
亡き義母の事を思い出しながら、丁寧に丁寧に作りました。
義母の煮物は絶品!
一つ一つ丁寧に下準備をして、素材を活かした何とも優しい味、そして煮崩れなど一切ない美しい煮物でした。
いただくと、幸せな気持ちになる煮物でした。
義母の炊く大根は、大根本来の味がしました。
コトコト、コトコト、手間暇かけ、優しい気持ちで作ってくれていることが伝わります。
義母が亡くなるまでに、その味を私は受け継ぐ事はできませんでした。
若い頃の私はというと、子どもたちに早く作って食べさせようと、あれとこれを一緒に入れると時短になる・・など、手早くできる事を第一に考えていたように思います。
工夫しますが、亡き義母の味には届きません。
いつか義母の味になれるよう、煮物のチャレンジは続きます。
亡き夫は一人っ子でした。上に兄がいたようですが、生まれて数ヶ月で亡くなったとの事。
昔、夫と沖永良部島に帰った時、夫の親戚の方からこんな話を聞いたことがあります。
「勝っちゃん(夫の名前)を大事に大事に育てていたよ。必ず腹巻でお腹をぐるぐる巻いて、冬は真綿でくるむように育てていた」と。
そんな夫と結婚する時、義母が私に話してくれた事。
「順子ちゃん、今日から勝保の事、よろしくお願いします。これで安心した!」と笑っていました。
足りない私です。義母は、気になる事がたくさんあったでしょうが、ただの一言も「こうした方が良い!」「〇〇はどうなっているの?」などと言われた事はありませんでした。
任せた以上何も言わない・・義母でした。
また、デパートに服を買いに行く時は「順子ちゃん、一緒に行って選んでくれない?」と私に頼む可愛い義母でした。
私を信頼してくれ、孫たちを可愛がってくれました。
もっともっと、義母との時間を過ごしたらよかった~
村山の両親はじめ、夫に対しても足りない事の多かった私です。
そんな私を、すっぽり受け入れ、包み込んでくれていた優しい両親や夫。
書きながら胸がいっぱいに・・・
いつかお側に行った時は、精一杯お世話させていただきますね。
まだまだ、したい事があるから、ゆっくり待っててね!
たくさんのお土産話を、持って行けるように頑張るね。
朝から思い出話になってしまいましたこと、お許しくださいね!
今日も、笑顔溢れる素敵な一日でありますように!
村山順子
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