
おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えの事と存じます。
昨日は二十四節気の「晴明」・・万物に清新の気がみなぎる時節。
春爛漫、命の息吹に溢れている今、まさに「晴明」!
誰が名付けてくれたのでしょうか。美しい表現ですね。
話は変わりますが、
昨朝は、神戸ポートピアホテルでの経営者モーニングセミナーに出席。
講師は、画家の安岡明夫先生(88歳)。
テーマは「毎日をデザインする」でした。
「毎日をデザイン」するってどんなことなの?
と、始まる前から楽しみでした。
安岡先生は、穏やかなお顔で静かに、波瀾万丈の人生を話されました。
過去、多くの職業につかれ、多くの引越しをされ、結婚も数回・・と。
若い頃は、広告の看板を描かれたりしていた時もあったそうです。
また、NHK美術センター・タイトルデザイン部に勤務。
その後、1967年、時事漫画家としてデビューされ、多くの新聞、雑誌、週刊誌で連載をされていたそうです。
講話中に回って来た一冊の分厚い本「笑えない漫画」。
1ページに1つの絵。
その当時の社会情勢、政治、国への不信感、国際問題、等々が切り取られて描かれ、一つの言葉も書いてありません。
社会を見る深い洞察力、表現力、デザイン力が一つの絵(漫画)に込められ、グッと胸に迫るものがありました。
言葉の要らない世界が、説明のいらない世界が、そこにはありました。
昨年、奥様を見送られ、今は老人施設にお住まいで、そこで絵を描いておられるとの事。
画壇や美術協会などには一切所属されず、画家、陶芸家、墨彩画家として、今もご活躍されていらっしゃいます。
「毎日をデザインする」という話は・・
「この世の中はデザインで満ちている。自分の一日をデザインする・・・今日をどんな日にするのか、自分でデザインする!」
その言葉を聞いて、瞬間に喜びでいっぱいになりました!
”何気ない一日を過ごすのか、自分のデザインした一日を過ごすのか!“
自分のデザインした一日!
今日、誰と会うのか、どんな服を着るのか、どんな食事をするのか、何を観るのか、どんな本を読むのか・・
たとえ同じことをして過ごす一日であったとしても、「毎日の予定を立てる」のと「毎日をデザインする」とでは、全く違うように響きます。
「一日をデザインする」・・より主体的に感じられ、自由度が高く、心が弾みます!
みなさん、今日の一日をデザインしてみられませんか?私、してみました!
今日も、笑顔溢れる一日でありますように!
村山順子
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