
おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
明後日の5月15日は「沖縄復帰50周年」の日です。
今なお基地が多く、色々な問題を抱えながらの50年でした。
NHKの朝ドラでは今「ちむどんどん」を放映中です。
沖縄復帰50周年を思って作られたとの事です。
沖縄県出身の俳優さんが出演、また主題歌も三浦大知さん。
通貨がドルから円に変わる話題も出ていました。
「ちむ」は心の事。「どんどん」はワクワクする事。
この言葉は、故郷の沖永良部島でも同じように使います。
沖縄の他の言葉は聞いても分からないのですが、「ちむどんどん」は耳馴染みのある言葉!
懐かしいです!
話は変わりますが(以前少し書いた事がありますが)、昭和28年当時、私は6歳でした。
当時、アメリカの統治下にあった沖永良部島の、本土(日本)復帰運動の一員として芝居に出た事は、今も鮮明に覚えています。
沖永良部の高校生と青年団が中心になり、復帰を盛り上げようと、島内を芝居をして回っていました。
劇中、歌を歌う子役に、私が指名されました。
トラックの荷台に舞台荷物や出演者を乗せて島中を駆け回り、公民館や学校などで芝居をしました。
私の役割は、劇中、歌を歌う事・・その歌は、西條八十の「唄を忘れたカナリアは」でした。
少し歌詞を書いてみます。
『唄を忘れたカナリアは、後ろの山に捨てましょか いえいえ それはなりませぬ・・・』
当時は意味も分からず、物悲しいけれど美しい旋律を、一人舞台で独唱した事、覚えています。
童謡とは思えない?歌詞ですね。
トラックの荷台からみんなで「早く返せ~エラブと与論(与論島)・・・」と歌いながら、島中を走り回っていました。
そして、故郷沖永良部島と与論島は、1953年12月25日、日本に復帰することが出来ました。
その日は島中、提灯行列でした。
68年前のことですが、今もその時歌った「早く返せ~・・・」のメロディーと歌詞を覚えています。
沖縄復帰50周年と、故郷沖永良部島復帰が重なり、昔を思い出す最近です。
みなさん、今週もお読みくださりありがとうございました。
素敵な週末をお過ごし下さいますよう!
村山順子
留言