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2022年5月13日 沖縄復帰から50年!

執筆者の写真: 村山順子村山順子

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


明後日の5月15日は「沖縄復帰50周年」の日です。

今なお基地が多く、色々な問題を抱えながらの50年でした。

NHKの朝ドラでは今「ちむどんどん」を放映中です。

沖縄復帰50周年を思って作られたとの事です。

沖縄県出身の俳優さんが出演、また主題歌も三浦大知さん。

通貨がドルから円に変わる話題も出ていました。

「ちむ」は心の事。「どんどん」はワクワクする事。

この言葉は、故郷の沖永良部島でも同じように使います。

沖縄の他の言葉は聞いても分からないのですが、「ちむどんどん」は耳馴染みのある言葉!

懐かしいです!


話は変わりますが(以前少し書いた事がありますが)、昭和28年当時、私は6歳でした。

当時、アメリカの統治下にあった沖永良部島の、本土(日本)復帰運動の一員として芝居に出た事は、今も鮮明に覚えています。

沖永良部の高校生と青年団が中心になり、復帰を盛り上げようと、島内を芝居をして回っていました。

劇中、歌を歌う子役に、私が指名されました。

トラックの荷台に舞台荷物や出演者を乗せて島中を駆け回り、公民館や学校などで芝居をしました。

私の役割は、劇中、歌を歌う事・・その歌は、西條八十の「唄を忘れたカナリアは」でした。

少し歌詞を書いてみます。

『唄を忘れたカナリアは、後ろの山に捨てましょか いえいえ それはなりませぬ・・・』

当時は意味も分からず、物悲しいけれど美しい旋律を、一人舞台で独唱した事、覚えています。

童謡とは思えない?歌詞ですね。


トラックの荷台からみんなで「早く返せ~エラブと与論(与論島)・・・」と歌いながら、島中を走り回っていました。

そして、故郷沖永良部島と与論島は、1953年12月25日、日本に復帰することが出来ました。

その日は島中、提灯行列でした。

68年前のことですが、今もその時歌った「早く返せ~・・・」のメロディーと歌詞を覚えています。

沖縄復帰50周年と、故郷沖永良部島復帰が重なり、昔を思い出す最近です。


みなさん、今週もお読みくださりありがとうございました。

素敵な週末をお過ごし下さいますよう!



村山順子

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