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2022年5月6日 妹と2人・・嬉しい時間!

執筆者の写真: 村山順子村山順子

おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

天気に恵まれたゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうか。


連休中の3日、思いがけなく岐阜の妹(1番下の妹)が神戸に来てくれました。

沖永良部島の実家の家じまいの時の古い写真や、幼い頃の私たち5人の姉妹弟の写真、そしてペリリュー島で戦死した伯父(父の兄)たちのことを書いた本「サクラ サクラ」を読んでほしい!と、朝早くに。


妹は忙しくしており、今まで神戸を案内することがありませんでした。

天気もよく、写真好きな妹を駅から直接、神戸布引ハーブ園につれて行って、神戸を見せたいと思いました。

朝が早かったお陰様で、赤い風船のようなゴンドラにも少し並んだだけで乗る事ができ、晴れ渡った神戸の街並みや、大阪湾を見下ろしながら一気にハーブ園到着。

色とりどりの花やハーブを見、自然を満喫し、妹も大満足!

亡き父に似て写真好きな妹は、写真をパチリパチリと!


神戸っていいなぁ~と、ハーブ園に行く度に思います。

すぐそこに海があり、また山がある!

大好きな神戸に住める幸せを思う一日でもありました。


妹の持ってきた写真は、懐かしい祖父の写真も、また会った事のない先祖の写真もありました。

古い大きな家、庭、よくお祝い事をしていました。

医者をしていた祖父。実家には人が大勢いました。

お手伝いさん、子守りさん、看護師さん・・も家族写真の中に写っていました。

5人姉妹弟の中で、祖父の記憶があるのは私だけです。

写真の祖父は厳しい顔ですが、私の記憶に残っているのは優しい顔の祖父です。


また妹が持ってきた古い本「サクラ サクラ」は、ペリリュー島から奇跡的に生還した方が書かれた本・・とは知っていました。

結婚して1ヶ月の伯父(軍医)が、ペリリュー島で戦死した事は聞いていました。

読むのが怖くて、悲しくて、読めなかった本です。

その本は、生還された方(東京の本屋さん?)がご自分で書かれ、手を尽して調べて、戦死した戦友たちの実家に届けられたそうです。

当時実家にいた妹は、その方が東京からわざわざ「サクラ サクラ」を祖母に届ける為に、沖永良部島に来てくれたのを見たそうです。

いつかは読まなければ・・と、思っていた本です。

(感情移入しやすい私にとって勇気がいる本ですが・・)


妹と2人過ごす時間は、懐かしい優しい時間でした。

妹から愚痴や不足を聞く事はなく、感謝や喜びの言葉が殆どでした。

心の綺麗な妹です。

実家が豊かな頃に生まれ育った長女の私は、勉強のため早くに実家を離れました。

妹たちが実家の仕事を手伝い、1番下の当時高校生だった妹は、祖母のお世話を一手に引き受けていたとの事。

本来は長女が引き受ける事を、我が家は妹たちが受け持ってくれていました。

その事についても、大人になるまで知らなかった私。(母が口止めしていたそうです)

そんな中で育った私達ですが、仲が良いのは、妹たちが良いからです。

そして母の躾が・・「長女は家のウナイがみ(守り神)」の教えが自然と染みていたからかと。

私だったら「姉ちゃんばかり楽をして・・」と、思っていたかもしれないなぁ。

妹たちには「ごめんなさい!ありがとう!」しかありません。

あっ!連休明けから思い出話で、長くなってしまいました。


今日から仕事に行かれる方が、多いかと思います。

久しぶりのお仕事!

今朝も元気に目覚め、元気に仕事に行ける事、またいつも通りの生活が出来ること、なんと嬉しい事でしょう!


みなさん、笑顔溢れる素敵な一日をお過ごしくださいますよう!



村山順子

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