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執筆者の写真村山順子

2022年8月3日 素敵なお葉書 ありがとうございます!


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


ほぼ毎日、手書きの葉書や手紙を頂きます。

この時期は暑中見舞いが多いです。

昨日頂いたIさんの葉書は、

宍粟市(しそうし)の、星降る夜空のポストカードでした。


思わず息を呑む、美しい星空。

夜空にかかる銀河、無数の星たち。

山裾の家々から漏れる光、夜空を映す湖面。

実際に、その光景を見たくなるような絵葉書でした。


その方から頂く葉書は格別です。

切手のところには、通常の消印ではなく、風景印が押してあります。

“風景印”・・・その地にゆかりのある風景や名所を描いた、消印の一種です。


昨日頂いた葉書には、兵庫県宍粟市、波賀の風景印が。

図案には、原不動滝、氷ノ山、波賀城、モミジなどが彫られていました。

「波賀」の地域の名所が、スタンプの中に詰まっていました。

そして切手は、必ず記念切手を貼って送ってくださいます。


一枚の葉書に、文章以外の想いもいっぱい込めて。

私も真似したくて、一度チャレンジしました。


初めて知った事ですが、

風景印を押してもらったら、その場で局員さんが預かって投函。

自分で投函する事はできないそうです。


また、どの郵便局にも置いてある訳ではなく、

近所の郵便局を5局まわりましたが、1局にだけありました。

中の日付もその日のうちに変えなければならないらしく、

随分手間のかかるスタンプです。

今は、置いていない局が多いとの事でした。


一枚の葉書を出すのに、随分手間暇がかかりました。

それだけに、そのお葉書を下さった方には、

私も前回とは違う風景印の葉書を、お届けします。


こんな楽しみを教えて下さったIさん。

ありがとうございました。


世の中には、知らないことがいっぱい。

知る楽しみ、それを実際に活かす楽しみ。


相手のお顔を思い浮かべながら、葉書を書いて、

風景印を押してもらい、投函してもらいます。


世の中は便利さを求め、技術は革新、進歩発展してきました。

一方、「不便益」という言葉も使われています。

「不便の益」・・不便で良かったこと。

手書きの手紙や葉書など、まさに「不便益」。

だからこそ、書いて嬉しく、貰って嬉しいのではないでしょうか。


そんな事を思わせてくれる、一枚の絵葉書でした。


みなさん、今日も暑い一日のようです。

水分塩分、休憩、体調に気をつけながら

笑顔溢れる一日でありますように!



村山順子

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