おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
ほぼ毎日、手書きの葉書や手紙を頂きます。
この時期は暑中見舞いが多いです。
昨日頂いたIさんの葉書は、
宍粟市(しそうし)の、星降る夜空のポストカードでした。
思わず息を呑む、美しい星空。
夜空にかかる銀河、無数の星たち。
山裾の家々から漏れる光、夜空を映す湖面。
実際に、その光景を見たくなるような絵葉書でした。
その方から頂く葉書は格別です。
切手のところには、通常の消印ではなく、風景印が押してあります。
“風景印”・・・その地にゆかりのある風景や名所を描いた、消印の一種です。
昨日頂いた葉書には、兵庫県宍粟市、波賀の風景印が。
図案には、原不動滝、氷ノ山、波賀城、モミジなどが彫られていました。
「波賀」の地域の名所が、スタンプの中に詰まっていました。
そして切手は、必ず記念切手を貼って送ってくださいます。
一枚の葉書に、文章以外の想いもいっぱい込めて。
私も真似したくて、一度チャレンジしました。
初めて知った事ですが、
風景印を押してもらったら、その場で局員さんが預かって投函。
自分で投函する事はできないそうです。
また、どの郵便局にも置いてある訳ではなく、
近所の郵便局を5局まわりましたが、1局にだけありました。
中の日付もその日のうちに変えなければならないらしく、
随分手間のかかるスタンプです。
今は、置いていない局が多いとの事でした。
一枚の葉書を出すのに、随分手間暇がかかりました。
それだけに、そのお葉書を下さった方には、
私も前回とは違う風景印の葉書を、お届けします。
こんな楽しみを教えて下さったIさん。
ありがとうございました。
世の中には、知らないことがいっぱい。
知る楽しみ、それを実際に活かす楽しみ。
相手のお顔を思い浮かべながら、葉書を書いて、
風景印を押してもらい、投函してもらいます。
世の中は便利さを求め、技術は革新、進歩発展してきました。
一方、「不便益」という言葉も使われています。
「不便の益」・・不便で良かったこと。
手書きの手紙や葉書など、まさに「不便益」。
だからこそ、書いて嬉しく、貰って嬉しいのではないでしょうか。
そんな事を思わせてくれる、一枚の絵葉書でした。
みなさん、今日も暑い一日のようです。
水分塩分、休憩、体調に気をつけながら
笑顔溢れる一日でありますように!
村山順子
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