おはようございます。
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日は立秋。
「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わる頃ですね。
暑さはまだまだ厳しいのですが、季節は確実に巡っています。
蝉の鳴き声も、心なしか弱くなった気がします。
土曜日、武庫川女子大学同窓会の仲間と一緒に、
神戸文化ホールに行きました。
同窓の声楽家、坂本環さんの公演を観に。
日中国交正常化50周年、兵庫県・広東省友好提携40周年、等々の、
記念の演奏会でした。
神戸中華同文学校の小中学生も出演、多くの方々で客席はいっぱいでした。
環さんは歌劇「夕鶴」(木下順二原作・團伊玖磨作曲)の
主人公「つう」を演じ歌われていました。
環さんの「夕鶴」を初めて観たのは6年前。
今回は3回目でしたが、とても新鮮でした。
小柄なお身体から、伸びやかで音域の広い、声量豊かな歌声。
時に喜びいっぱいに歌い上げられ、
時に消え入りそうな悲しげな歌声。
年齢を重ねて尚、主役で歌われる坂本環さん。
より深く心に響き、いつしか「夕鶴」の世界に引き込まれていました。
音楽って、本当に良いですね!
そして思いました。
環さんは、体幹がしっかりしていて動きも軽やか。
舞台上の段も軽々と上り降り。
背筋も伸びて若々しいのです。(私より少し若いです)
日々の暮らしの中で、音楽のレッスンだけでなく、
常に、心と身体の準備を整えておられる事が伝わりました。
話は変わりますが、
日中国交正常化は1972年9月29日、田中角栄首相と
周恩来首相が共同声明に署名。
私たち夫婦は、その年の4月にお見合い結婚しました。
結婚してからが恋愛時代。
夫の提案で始めた交換日記。
日中国交正常化のことも、未熟な自分なりの意見を長々と書いていました。
今、読み返してみると、恥ずかしいような稚拙な意見ですが・・
そこには若い私が、いました。
結婚も50周年・・本来なら金婚式でした。
夫を見送り10月で満26年。
共に暮らした年月よりも、一人で暮らした年月の方が長くなりました。
歌劇を観終わった後、
新婚当時のこと・・思い出していました。
ご夫妻でお暮らしの皆様!
共に年を重ねていけるって、なんて素敵なことでしょう。
どうぞ、いついつまでも仲睦まじく、
時に可愛い喧嘩をしながらお過ごしくださいますよう!
みなさん、今日も笑顔溢れる
素敵な一日でありますように。
村山順子
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