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2023年10月13日 我が妹ながら・・

執筆者の写真: 村山順子村山順子


おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


神戸は急に冷え込んできました。

皆様の地域はいかがでしょうか。


今日は、三田市に居る、2歳下の妹の事を書かせて頂きます。


昨夜、クローゼットの服を少し入れ替えました。

夏の服も、秋の服も、並べてみると殆どが妹のお手製です。

妹は、高齢の義母のお世話の為、教師を55才で早期退職。

その後洋裁を習い始め、10数年経ちベテランとなった今も、2人の先生に付いて学び、服を作っています。

着物のリメイクも得意で、大島紬の着物をほどいて洗い張りし、コートやスーツに仕立て直しています。

リフォームも、柄を合わせてとても上手に。


その作品の殆どは、私たち姉妹や96歳の伯母、90歳近い叔母たち、従兄弟などの身内、また亡き妹の友人達へのプレゼントに。

ご近所のお年寄りの方にも、着やすい家着を作りプレゼント。

野菜を届けてくれる、学校に勤務していた頃の校長先生の奥様には、服やベスト、帽子等々を。

お金を頂いての服作りは一切しないとの事。


そうだ!秋物のコートの用意を・・と出してみると、これも妹が作ったもの。

シャキッとしたシルク地で、妹が自分用に作ったコートですが、「順さんの方が着ていく機会が多いから着てね!」と私に譲ってくれました。


よく気が付く優しい妹で、ご近所の高齢の方の予防接種の予約や、車で接種場所にお連れしたりもしているようです。

知り合いの農家から野菜が大量に届くと、料理をしてお届けしたりも。


今日は、神戸に住んでいる90才の叔母の診察に付き添ってくれます。

市民病院の診察は長時間です。

私はあいにく時間の都合がつかず、送迎だけ担当、あとは妹に。

昨日農家の方から頂いた茄子、ピーマン、小芋をたくさん持ってきてくれるとの事です。


姉の私は、勉強のため早くに故郷沖永良部島を離れ、神戸に来ていました。

そんな中、妹は中学生の頃から家の手伝いをし、親戚の方々との交際もしてくれていました。

長女の私がしなければならない事を、黙ってしてくれています。

そして「順さん、〇〇しておいたよ」と報告してくれます。

いつも、周りへの気配りをし、行動している妹です。

私が妹の立場だったら・・そんな風にできただろうか?

否です。

いつもよくしてもらうばかりの私。

妹のために、私にできることは何?

そんなことを考える昨夜でした。


今週もお読みくださり、ありがとうございました。

素敵な週末をお過ごしくださいますよう。



村山順子

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