おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
みなさんの故郷は、どちらでしょうか?
私は、鹿児島県の沖永良部島です。
鹿児島県の南552キロ、周囲60キロほどの島で、二つの町があります。
西郷隆盛さんが、藩主島津久光の逆鱗に触れ、過酷な島流にされた島です。
西郷さんは、牢の中から青年や子供達に佐藤一斎先生の言志四録等を教え、「教育の島」と言われるくらい、教育熱心な島になりました。
我が家もその流れの中、祖父、父の兄弟達、私たち5人の兄弟も内地留学という形で、勉強のため島を離れました。
そして、多くは島に帰らず都会での暮らしをするように・・
今、人口は全島で1万3000人。
私が子どもの頃は、3万人余りいました。
ですが今また、子育てがしやすい島という事で、若い移住者に人気の島になっています。
YouTubeでもよくアップされています。
海は青く澄み、珊瑚礁からできた白い砂浜が続きます。
(開発の為、削られ少なくなっているのが寂しいですが)
時間が止まっているかのような、のんびりした気持ちになれる島です。
今回、そんな沖永良部島に帰郷します。
子どもたちが、それぞれのパートナーや子供は置いて、親子だけの旅行を計画してくれました。
東京にいる次男が、みんなでゆっくり楽しめ話ができるようにと、別荘のような大きな一軒家を予約してくれているようです。
実家もあるのですが、家財道具は全て貰って頂き空っぽで、電気も水道も切っています。
子ども時代、にぎやかに過ごした家が・・と思うと、懐かしさより、寂しさが募ります。
ですが、もう一度帰ってみたいと思っていたので、私にとっては有難い機会です。
2泊3日の限られた時間。
今年4月に宮崎で亡くなった母が、田舎に居た時とてもよくして頂いたケアハウスをはじめ、まずはお世話になった方々へのお礼から・・と思っています。
世話好きな88歳の叔母(母の妹)が張り切って、従兄弟達にも声を掛け、歓迎会をしてくれるようです。
よく気がつき、何でも一番喜んでくれた真ん中の妹(2018年に宮崎で亡くなりました)の姿なき中、実家の鍵を開ける事が悲しいのですが・・しっかり「ありがとう」を伝えてきます。
今、午前4時30分、神戸は雨が降っています。
今週もお読み頂き、ありがとうございました。
みなさん、素敵な週末をお過ごし下さいますよう!
村山順子
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