top of page

2023年12月6日 “人生は見送り、お出迎え、出会いと別れの連続・・”



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

街では、クリスマスの飾りが煌めく星のように華やいでいます。


みなさん、12月になって葉書や手紙、書かれました?

今はメールやLINEが主流です。

それらのツールは便利で、すぐ届き、返事もすぐ返ってきます。

私もよく使います。

ですが、気持ちや心を届けたい時は、自筆で葉書や手紙を書いて投函しています。

そして毎日、何通か頂きます。

今年になって、姫路の中学校の教頭先生(渡邊先生)から月に2~3枚の葉書を頂いています。


昨日頂いた葉書・・表面の上半分に、宛名と住所。

ご自分の住所の横に、筆の朱文字で“一生青春”と書かれています。

そして下半分に複写葉書で、私宛の文章を書いてくださっています。

良いなぁ~と思うのは、初めに

「11月28日のお便りありがとうございます」と書いてくださっているところ。

日付を書いて下さっていると、いつの葉書かが分かります。

私も先生の真似をして、そうするようにしています。


葉書の裏面は印刷してあります。

ご家庭、お仕事、色々な勉強会の事など、その時々の思いや、お考え、行動など・・多岐にわたっています。

葉書一枚に先生の想いがいっぱい!

先生にご許可頂きましたので、そのままご紹介させて頂きます。


『命のツカイミチ』第131号

~命は目的じゃない手段だ~ 令和5年12月


「6年ぶりに車通勤に戻っている。出勤の時に思い出す景色は、バックミラー越しの子どもたち。毎朝の見送りに、窓から手を振って応えていた。夜は子どもたちが寝てから帰る日々だったので、朝のそのわずかな時間が私にとっては大切な時間だった。

子どもたちは何十メートルか私の車を追いかけ、そこから走って順番に妻に抱きついていたようだ。子どもが大きくなるにつれて、抱きついてくる衝撃が大きくなったと妻は嬉しそうに話していた。

自分の子どもの頃を振り返ると、母や弟妹と近くにバス停まで父を迎えに行った記憶がある。他愛もない話しをしながら父を待つ。バスから降りた父が嬉しそうに手を振り、帰りにあったかい肉まんを買ってくれた懐かしい思い出。

人生は見送り、お出迎え、出会いと別れの連続なのだろう。

今日一日、出会う人に真心を持って接し、そして、お別れしよう。

一期一会だ。 バックミラーに子どもたちの残像を描きながら学校へ向かう。

祈りとともに 合掌」


・・親子二代にわたって、見送り、お出迎えが続いているご家庭。

なんて素敵なのでしょう!

躾とか教育とかではなく、温かな家庭環境を作ってあげる事が、何よりの子どもたちへのプレゼントではないか・・と。

できる中で、家庭、親子の温かさ、安心して生活できる環境を、すべての子どもたちに作ってあげられたら・・と思います。

素晴らしい先生との出会いに、感謝申し上げます。


みなさん、今日も笑顔溢れる

楽しい一日でありますますように!



村山順子

閲覧数:1回0件のコメント

Comments


bottom of page