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執筆者の写真村山順子

2023年2月2日 断ってしまったこと、ごめんなさい! (あの時、あなたは何を話したかったのでしょう?)



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

先日の大雪の時、花壇の花たちはすっぽり雪に埋もれていました。

枯れたのでは・・と思っていた小さな花たち。

雪が溶けたら・・お日様の光や熱を受け、花開く準備を整えています。

健気だなぁ~


過去に遡り、色々思い出す事があります。

かつての結婚生活のことを、亡き夫にひと言で手紙に書くとすれば、

「尊敬する貴方がそばにいてくれ、4人の元気な子どもたちを授かり、

 幸せな25年でした。ありがとうございました!」しか、ありません。

そんな夫との思い出の中で、一つだけ、今でも後悔している事があります。

それは、夫の誘いを初めて断った事です。


1996年10月27日(日)神戸にて、夫は田舎(鹿児島県沖永良部島)の人たちで開催する運動会の司会をしていました。

いつもは懇親会にも残る夫ですが、「疲れたから先に帰って来た」と。

初めての事でした。よっぽど疲れていたのだと思います。

それなのに夕方、「順さん、新神戸のホテルにお茶しに行こう!」と誘ってくれました。

夫は翌日の早朝から広島へ出張に行く事が分かっていたので、

「疲れていると思うから、出張から帰ってからにしよう!」と、初めて夫の誘いを断ってしまいました。


そして翌日、夫は広島で急逝。

帰っては来ませんでした。

あの時、一緒にホテルに出かけていたら・・

夫は、私にどんな事を話してくれたのだろうか?

返事の返ってこない問いかけをする、私です。


今思えば、その夜、夫の足が冷たかった事を思い出します。

そして「私たちを出会わせてくれた、亡きおじちゃんおばちゃんに感謝だね!」と話をしながら休みました。

もしお茶していたら、そんな話や、子どもたちのこと、将来2人で行く外国旅行のこと・・など、楽しい計画を話してくれていたのかしら?


夫の誘いを断った事、今も後悔しています。

(仕方ないよね!と思える時と、自分を責める時があります)

今も、新神戸のホテルに行くと胸の疼きを覚えます。


いつか、夫のもとに行った時、直接謝ります。

「勝保さん、あなたへのお土産話をたくさん持って行くから、ゆっくり待っててね」

そんな事を思う昨日でした。


花壇ではパンジーが、地面に葉を広げています。

因みに今日(2月2日)の誕生花はパンジーだそうです。


みなさん、今日も笑顔溢れる楽しい一日でありますように!



村山順子

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