おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
桜の開花宣言が、そこかしこで聞かれるようになりました。
皆様のお住まいの地域は如何ですか?
昨日は、お寺さん(若い女性)に、お彼岸のお参りに来ていただきました。
亡くなられたご住職の娘さんです。
新聞社に勤務され、東京に転勤したばかりの時、お父様が亡くなられました。
お父様亡き後、300年続くお寺を引き継ぐために退社。
僧侶の勉強を終えて、今は読経も堂々とされています。
人生に“もしか・・”は、ないけれど、社会の最先端で働いていた若い女性が・・
直向きに、お父様の後を引き継いでおられる長女さん。
読経も上手になられ(失礼ながら)、心に沁みてきます。
初めて我が家にお参りに来られた時、こう話されていました。
「父がお寺の建立300年祭(?)をどうしてもしたい!と言っていましたので」と。
あれからもうすぐ3年・・懐かしく思い出しました。
されたかった事、いろいろあったと思いますが・・
突然、思ってもいなかった道に進むことになっても(薄々はそうなるかも?と思っていたかもしれませんが)、真っ直ぐ前を見て歩まれる姿に、胸が熱くなります。
亡きご住職は、宗派で大きなお役をされていたそうです。
お子さんは娘さんお二人。
きっと相応しいお婿さんを迎えて・・と思われていたのでは、と思います。
お寺を継がれた長女さんは、人柄も良く、アイディアがいっぱいの、能力の高い方です。
頼もしい後ろ姿を見送りながら、きっとこれからのお寺の在り方を模索し、ご自身の人生もより良き方向を見出されていくと、確信しました。
そして、我が身を思います。
もしか、夫が元気でいてくれたら・・それが一番嬉しい事です。
ですが100%、今の私はいません。
(子どもたちの人生も、変わっていたかもしれません)
私のやるべきことは、学生だった4人の子供たちを社会人にする事でした。
当時、守り続けなければならない仕事はなかったため、自分の想いで仕事を始められた事は有難かったです。
その時々、知恵を絞り、心を奮い立たせ、懸命に取り組んできました。
そして、いつも周りに力を貸してくれる方々がいました。
何よりも、亡き夫が一緒でした。
今は亡き、渡辺和子シスターの「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を思い出します。
私自身、そのように生きてきました。
何の疑問も持たず、ひたすらに!
その事自体が喜びでした。
それが、最近少し変わってきました。
心を病む方が増えてきていると聞きます。
自分の心と身体を守るのは自分です。
その場所がどうしても合わないのなら、
『タンポポの綿毛のように、好きなところに飛んでいって良いのよ!
自分に合ったところを見つけなさい!』と、言ってあげたいです。
“〇〇でなければならない!”ってことはないのだからね。
みなさん、心弾む素敵な1週間をお過ごしくださいますよう!
村山順子
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