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2023年4月20日 「おかあさん」



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


若葉の美しい季節になりました。

あの優しいミント色が大好きです。

命萌出る柔らかさを感じ、見るだけで胸がキュンとします。


昨日、姉妹のグループラインに「おかあさん」という詩がアップされました。

何年か前、すぐ下と末の妹が、実家を仕舞うために故郷、沖永良部島に。

その時、弟が小学3年生の時に書いたこの詩が出てきたそうです。

5人きょうだいの末っ子・・母にとっては4人の女の子の後に生まれた一人息子。

とても大事に育てられました。

転載してみますね。


『おかあさん』三年は組


「がさがさした、たわしのような手のおかあさん。

その手で、なでられた時 僕はいちばん気持ちがよい。

ごはんのあとは、重さをはかる(体重)おかあさん。

血圧の上がるしんぱいかなぁ。

かけいぼをつけるときは、しんみょうな顔をするおかあさん。

きょう台の前で かみをゆっている時は、

とてもとしよりに見えるおかあさん。

世界中で ぼくのいちばんすきなおかあさん。

もっと、らくにさせてあげたいなぁ。」


祖母や両親、周りの大勢の人たちの愛情をたっぷり頂いて育った弟。

その優しさは、幼い頃から変わっていません。

弟は小学5年生の時、勉強のため神戸に。

料理している姿を見たことがなかったほどの祖母が、弟可愛さで一緒に神戸に来て、

体調を崩し沖永良部島に帰るまで、教師をしていた私と3人で暮らしていました。

その弟も、今は60代半ば。

高校生を筆頭に、6人の孫がいます。


祖父母と一緒に暮らすと、感受性豊かな、優しい子どもに育つ・・とよく言われています。

今は三世代同居の家庭は珍しくなりました。

ある経営者から聞いた話ですが、

「おじいちゃんおばあちゃんと同居の家庭で育った人は、すぐ分かる」との事。

その人を一番に採用する・・と、話していました。

心豊かで、周りへの思いやりが自然に身についている、と。


社会が大きく変わり、人として大切なことが自然に身につく環境が少なくなっているように思います。

昔は、よその子でも、危ないことをしていたら注意していました。

いいことをしていたら、しっかり褒めていました。

社会全体で子育てをする・・そんな風土ができれば・・と。

弟の詩から、こんなことに思いを馳せる昨日でした。


みなさん、今日も笑顔溢れる

素敵な一日をお過ごしくださいますように。



村山順子

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