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執筆者の写真村山順子

2023年5月1日 4年ぶりの田舎の敬老会!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

今日から風薫る5月!

聞くだけで爽やかな、軽やかな気持ちになります。


毎年4月29日は、故郷、鹿児島県沖永良部島の、私の出身地区の総会&敬老会があります。

コロナで全活動が休止となっていましたが、4年ぶり、73回目の開催でした。


先人たちが神戸に働きに出て来て、暮らしが安定すると、その兄弟、従兄弟などを次々と呼び寄せ、仕事や学校に行くために集まってきたそうです。

そして、「方言で言葉が通じず、職場で辛い思いをしている若者たちの拠り所となる場所を!」と、お金を出し合い土地を求め、会館を建設。

やがて財団法人化。最初は木造平屋建、そして鉄骨3階建に。

その後、鉄筋コンクリートに建て替えた1995年・・

初めての成人式を行った後、すぐに阪神淡路大震災!  

その避難場所として、半年間、沖永良部島出身者だけでなく、多くは地域の方々に使って頂きました。

そんな先輩たち(私の叔父叔母、村山の義父、亡き夫も)の想いのこもった大切な会館です。


私が若い頃は、大勢の若者で賑わっていました。

私も教師をしながら青年部活動を。

今、会を若い人たちにどう繋いでいくかが大きな課題です。

今の会長さんは、沖永良部島を直接は知らない三世です。

後継者不足で、長い間、会長をしてくれています。

ご両親に頼まれ、両親を喜ばせたい!と思って、若い頃会に出席されたのが、今ではなくてはならない存在になっています。

今回、そんな孤軍奮闘中の会長から「司会者が誰もいない、順子姉さん頼む!」と声が掛かり、総会の司会をさせて頂くことに。

89歳の叔母(母の妹)も、これが最後かもしれない・・と。

手押し車の叔母を、迎えに行きました。

叔母は、妹が作った大島紬のコートを着て待っていました。

嬉しかったのだと思います。


会場には、懐かしい方々の笑顔、笑顔!80名近くの方が参加。

あの方のお姿が見えないな~と思いお尋ねすると、亡くなったとの事。

総会は、亡き方々への黙祷で始まりました。

総会の後は、食事、踊り、歌、手品。

最後はみんなで「総踊り」・・席の周りを取り囲み、大きな円になって踊ります。

久しぶりの懐かしい会に、心癒された週末でした。


話は変わりますが、

今、私の中学三年生の時の同級生が、アメリカのオレゴンからご夫妻で帰国中です。

今日は、その友人ご夫妻や同級生たちとのランチ会です。

彼女は、沖永良部島から転校してきた私の、中学時代の数少ない友人です。

ご主人はアメリカ人。以前の同窓会にも、二度お二人で帰国されて参加。

その後、日本の国内観光を。彼女は写真家でもあります。

人は長年その国に住んでいると、姿もその国の人になる・・と聞きますが、アメリカに住んで50年余りの彼女。

見た目も仕草もアメリカ人のようですが、情の深い日本人です。

ご夫妻ともに何度も大病をされましたが、お二人支え合って、見事にお元気になられた、素敵なご夫妻。

たくさん話を聴き、おしゃべりをし、良い思い出になるようなランチ会にしたいと思っています。


みなさんはじめ周りの大切な方々が

お健やかで楽しい毎日を過ごされますよう

心よりお祈り申し上げます。



村山順子

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