おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えのこと、有難いですね。
時に立ち止まり、越し方を振り返る事があります。
嫁として、妻として、また母として、足りないことの多かった私です。
そんな私を、夫は丸ごと受け止めてくれ、包み込んでくれました。
その夫との突然の別れ。
当時、そのことが受け入れられなくて、鬱状態に。
頑張れたのは、立ち上がれたのは、夫からの手紙と、全員学生だった4人の子どもたちのために、との思いがあったからです。
尊敬する夫に恥じない生き方、仕事をしたい!と、1999年7月、止むに止まれぬ思いで、一人自宅の一室でお掃除の仕事を始めました。
当時は学級崩壊が叫ばれていた頃でした。
先生のご家庭を綺麗にして、少しでも寛いで頂けるように・・と。
「働く女性のサポート」を!・・との思いでの起業でした。
52歳直前の事でした。
人生に、もしか・・はないのですが、
もし夫が元気でいてくれたら、100%、今の私はいません。
仲の良かった私たち。
いつも一緒に、語らい、楽しい暮らしを送っていたことと思います。
ですが、今の自立した・・自分で考え、目標を持ち、それを達成するために行動する私はいなかったことでしょう。
先日、高速道路を走りながら、創業当時の事を思い出していました。
2000年頃、私も現場に入っていました。
夏の暑い日、スタッフを乗せて、神戸から高砂まで車を運転していたなぁ~と。
自分の想いで仕事ができる事が嬉しくて、お客様が喜んでくださる事が嬉しくて、ルンルンで帰ってきた事など。
有難い事に、独身時代小学校に勤務していた時も、家庭を持ってからも、起業してからも、
仕事に行く事、毎日の家事をする事を嫌だと思う事などありませんでした。
昔、よく言われたことがあります。
「村山さん、ご主人を早く亡くされ、子どもを育てるのにご苦労されましたね」と。
私には「苦労した・・」という実感はなく、ただ目の前の事を、今を、懸命に生きてきただけです。
それは、両親や夫の遺してくれた経済的基盤があったからだと思いますが、その時々、前を向いて生きてきました。
根底にあったのは、尊敬する夫に恥じない生き方をしたい!ということでした。
今の状況の中で、自分のできる事を精一杯させて頂く。
その連続での、今です。
「人生に無駄はない!」と言われますが、その事を実感します。
『あの事があったから今がある!』と、言えます。
越し方を振り返る時・・新たな感謝の気持ちがあふれます。
大いなるものに守られての今の暮らし。
感謝しかありません。
みなさん、今週もお読みくださりありがとうございました。
素敵な週末をお過ごし下さいますよう。
村山順子
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