top of page
執筆者の写真村山順子

2023年7月24日 「あの事があったから、今があるのですね!」



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。


夏休み最初の週末。行楽地は家族でお出かけの方が多かったようです。

暑い毎日ですが、気をつけてお子様、お孫さんたちに多くの経験を、思い出を、

作ってあげて頂けたら・・と思います。

旅行も良いですが、近くでも、家族で行く森や、公園でお弁当を一緒に頂く、

それだけで、非日常の嬉しい体験ではないでしょうか。


私事で恐縮ですが、

先日、弊社は創立24周年を迎える事が出来ました。

これも、ひとえにスタッフや、お客様に恵まれたお陰様と、

感謝の思いでいっぱいです。

52歳直前、やむにやまれぬ思いで自宅の一室、一人で起業しました。

あったのは、尊敬する亡き夫に恥じない誠実な生き方、仕事をしたい!との思いだけでした。

当時勤務していた会社・・・

「仕事を通して私たちの人格を高めて行こう!」という子育てグループのリーダーの

提案に感動した専業主婦7名で起業。

阪神大震災後、殆ど仕事がなくなり会社は風前の灯火。

何とか社長に喜んで貰いたい!・・と飛び込み営業を申し出て、

いろいろありましたが大きな仕事を受注。

急激な拡大は、創業の理念から外れた仕事になっていきました。

何度も社長に進言するも、なかなか聞き入れてもらえませんでした。

そして夫亡き後は、正社員、No2で待遇面でもとてもよくして頂きました。

ですが、仕事の仕方が・・

何度進言しても・・・なかなか聞いてもらえず悶々とした日々。

親が子どもに残せるのは、生き方、後ろ姿だと思いました。

幸い、夫の遺してくれた子どもたちの教育費等がありましたので、

社長に「よくして頂きましたが、社長の仕事の仕方についていけません。

辞めさせて頂きたいです」と退職。

殆どの営業を私が一手に引き受けていましたので、

お客様との契約書を作成等、困らないように整えました。

また、お育て頂いたご恩がありますので、前の会社の取引先には、

挨拶状も出しませんでした。


経営計画がある訳でもなく、「エイ!ヤッ!」との起業でした。

人生は想定外の事が起こります。

その一つ一つの経験が、私自身を心身共に、強くしてくれました。


突然の夫との別れという、

どうしようもない悲しみから立ち上がれたのは、

子どもたち4人全員が、学生だったからです。

無我夢中で前に向かって歩く事ができ、今に繋がっています。

中村天風先生が「人生は心一つの置きどころ」と、

自分の「受け止め方次第」と、教えてくださいます。

起こってしまったことは、変えることはできませんが、

それをどう受け止めるか・・自分の心次第だと。

私の場合は、いつも「亡き夫」と一緒でした。

夫に心のうちを聴いて貰い、相談しながら歩んできました。

「順さん、思うようにやってごらん!大丈夫!」と

夫が笑顔で応援してくれ励ましてくれました。


また、14年前に長男が「母さんは母さんのやりたいことがあるでしょう!

会社は僕が引き受けるから、母さんの夢に向かって走って!」と、引き継いでくれました。

「夢」は「大切な人に心を届ける手紙を書く」事の素晴らしさを

日本全国に届けたい!という事です。

何度も書かせて頂いていますが、

夫が亡くなる40日前の私の誕生日に、書いてくれた10行ほどの短い手紙!

その手紙に、生きる勇気と希望を貰い起業し、元気に歩んでこれたこと・・。

「大切な人に手書きの手紙を書こう!」と、私のライフワークになっていました。

お陰様で日本全国47都道府県は2019年7月、長野県で達成する事ができました。

そのあと尼崎市の小学校で手紙の授業をさせて頂いていましたが、コロナで中断中。


今、コロナが落ち着き、リアルでの「手紙のセミナー」を!との声もよく届きます。

2004年、事務所で始めた当時のことを思い出し、ご近所の皆様方と手紙を書いてみようかなぁ~と、心新たにしています。

いつ終わるかもしれない限りある命!

いつか夫のそばにいった時、夫に

「順さん、よく頑張ったね!偉かったね!」と褒めてもらえるように、

自分を鼓舞し、取り組みます。


みなさん、どうぞ水分、塩分、休息に気をつけられ、

心弾む一日でありますように!



村山順子

閲覧数:2回0件のコメント

Comments


bottom of page