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執筆者の写真村山順子

2023年9月1日 1999年12月31日 悩み悩んで書いた手紙!



おはようございます!

今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。

昨日は13年ぶりの「スーパーブルームーン」・・さやけきお月様でした。

(30日と間違えてお伝えし申し訳なかったです)


今日は、今まで書いた事のない手紙の事を、書かせて頂きます。


創業間もない頃、私が仕事を始めた事が、夫の勤務していた会社の理事長の耳に入ったようで、

「奥さん、学校厚生会の指定店に応募してはどうですか?」とのお誘いが。

11月中頃の事でした。

仕事がまだ少なく、ありがたい事でしたが、心が定まらずにいました。

というのは、創業して数ヶ月の私の会社が指定店になり、お客様宅で万一何か失敗したら、上司にも部下にも信頼されていた夫の顔に泥を塗る事になる・・そう思うと、決心がなかなかつかず、悶々とする日々でした。


そんな中の1999年12月31日。

朝6時。ふと点けたテレビ。

「頑張る中小企業の経営者」を紹介する、中小企業庁が提供している番組でした。

株式会社サイリスの長尾宏社長が出演されていました。

長尾社長は、銀行員から脱サラし、清掃会社を創業。会社は急成長していました。

思わずメモを片手に、正座して見入っていました。

何故か無性に、この社長さんにお会いしたい!お話を聞きたい!ご相談したい!と思いました。

番組が終わると同時にテレビ局に電話。

無理を言って、会社の電話、FAX番号を教えていただき、即お電話を。

年末なのでどうかと思いましたが、やはり誰も出られませんでした。


どうしたら長尾社長に一番早くお会いできるのか?

懸命に考え・・急ぎお会いしたい想いを詳しく書き、FAXで送りました。

今思うと、なんと自分勝手な行動!と申し訳なく思いますが、当時はそんな事を考える余裕はなく、ただ必死でした。


すると、1月5日、なんと長尾社長から「村山さん!いつでもいらっしゃい」とのお電話が!

翌日、東京の会社をお訪ねしました。

FAXで事情をご存知の長尾社長は「指定店となる事は、亡きご主人様の遺してくれた無形の財産だと思って、大切に大切に守り育てていきなさい!」と。涙が溢れてなりませんでした。

飛んで神戸に帰り、書類を整え・・提出期限に間に合いました。

指定店に加入した事で、家事サービスの基礎ができました。


たまたま見たテレビから、すぐにFAX、東京にお会いしに・・52才、若かったです。

全力で行動していました!

この手紙(FAX)が、創業して初めて自分から行動して書いた手紙でした。

徒手空拳で起業した私。

「手紙」に、どれほど明るい方へ、明るい方へと導かれたか分かりません。

手紙は、私の最強の味方!ツールです。


今日は9月1日。防災の日ですね。

毎月の氏神様のお参り、お墓参りに伺います。


みなさん、笑顔溢れる週末をお過ごしくださいますよう!



村山順子

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