おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
昨日は13年ぶりの「スーパーブルームーン」・・さやけきお月様でした。
(30日と間違えてお伝えし申し訳なかったです)
今日は、今まで書いた事のない手紙の事を、書かせて頂きます。
創業間もない頃、私が仕事を始めた事が、夫の勤務していた会社の理事長の耳に入ったようで、
「奥さん、学校厚生会の指定店に応募してはどうですか?」とのお誘いが。
11月中頃の事でした。
仕事がまだ少なく、ありがたい事でしたが、心が定まらずにいました。
というのは、創業して数ヶ月の私の会社が指定店になり、お客様宅で万一何か失敗したら、上司にも部下にも信頼されていた夫の顔に泥を塗る事になる・・そう思うと、決心がなかなかつかず、悶々とする日々でした。
そんな中の1999年12月31日。
朝6時。ふと点けたテレビ。
「頑張る中小企業の経営者」を紹介する、中小企業庁が提供している番組でした。
株式会社サイリスの長尾宏社長が出演されていました。
長尾社長は、銀行員から脱サラし、清掃会社を創業。会社は急成長していました。
思わずメモを片手に、正座して見入っていました。
何故か無性に、この社長さんにお会いしたい!お話を聞きたい!ご相談したい!と思いました。
番組が終わると同時にテレビ局に電話。
無理を言って、会社の電話、FAX番号を教えていただき、即お電話を。
年末なのでどうかと思いましたが、やはり誰も出られませんでした。
どうしたら長尾社長に一番早くお会いできるのか?
懸命に考え・・急ぎお会いしたい想いを詳しく書き、FAXで送りました。
今思うと、なんと自分勝手な行動!と申し訳なく思いますが、当時はそんな事を考える余裕はなく、ただ必死でした。
すると、1月5日、なんと長尾社長から「村山さん!いつでもいらっしゃい」とのお電話が!
翌日、東京の会社をお訪ねしました。
FAXで事情をご存知の長尾社長は「指定店となる事は、亡きご主人様の遺してくれた無形の財産だと思って、大切に大切に守り育てていきなさい!」と。涙が溢れてなりませんでした。
飛んで神戸に帰り、書類を整え・・提出期限に間に合いました。
指定店に加入した事で、家事サービスの基礎ができました。
たまたま見たテレビから、すぐにFAX、東京にお会いしに・・52才、若かったです。
全力で行動していました!
この手紙(FAX)が、創業して初めて自分から行動して書いた手紙でした。
徒手空拳で起業した私。
「手紙」に、どれほど明るい方へ、明るい方へと導かれたか分かりません。
手紙は、私の最強の味方!ツールです。
今日は9月1日。防災の日ですね。
毎月の氏神様のお参り、お墓参りに伺います。
みなさん、笑顔溢れる週末をお過ごしくださいますよう!
村山順子
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