
おはようございます。
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
今日10月1日から、郵便料金が値上げされます。
消費税改定に関連した値上げ以外では、30年ぶりとの事。
身近な葉書が63円→85円、定形の封書が84円→110円に。
手持ちの葉書に書いてそのままうっかり投函すると、料金不足で相手方のご迷惑に・・
しっかり確認しなければ、と自分に言い聞かせています。
昨日、久しぶりに森信三先生(教育者・哲学者)のDVDを観ました。
その中で、葉書のことを話されていました。
先生は「修身教授録」をはじめ多くの本を書かれていますが、本を書く時間より、届いた葉書への返事を書く時間の方が多かったのでは・・と言われるくらいだったそうです。
このように話されていました。
『たった一枚のハガキで しかもたった一言の言葉で 人を慰めたり励ましたり出来るとしたら
世にこれ程 有義あることは 少ないであろう
ハガキの活用度いかんによって その人の生活の充実さ加減が測定できるといえよう
五分の時間を生かせぬ程度の人間に 大したことは出来ぬと考えてよい
五分あれば 二、三枚のハガキが 書けるようでなければならぬ』
今は、ほぼ誰もが携帯電話を持ち、メールやLINEで瞬時に、しかも同時に大勢の人に、ほぼ無料でメッセージを届けることができます。
そんな今の社会だからこそ余計に、自分宛に届いた一枚の自筆の葉書に温もりや優しさを感じ、その人のことを思い出すのではないでしょうか?
秋の夜長・・遠く離れた孫、友人、故郷の親戚に・・
思いを巡らせるだけでも懐かしく楽しくなり、思わずペンを持ちたくなるかも・・
先ずは、いつでも書けるように環境づくりから。
お気に入りの筆記具(万年筆・ボールペン・筆ペン等)、葉書、便箋、封筒・・相手を想像しながら選ぶのも嬉しい時間です。
シールで封をしたり、親しい人には楽しげに飾ったり。
10月・・どなたかに葉書や手紙を書いてみませんか?
面と向かっては照れ臭くて言えないことも、手紙や葉書には書けますよ。
そして優しく届きます。
ついつい、手紙や葉書のことになると長くなる癖・・お許しください。
みなさん、今日も笑顔溢れる一日でありますように!
村山順子
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