おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
10月21日・・お陰様で今年も、母校の大学で学生たちにお話しする機会を頂いています。
とても嬉しい、有難い時間です。
思い返せば、2012年2月7日、オープン講座として始まったこの機会。
その翌年から、単位の取れる全学共通講座として、年一回講義をさせて頂く事になり、今年で13年目になります。
毎年この時期になると、懐かしい方々のお顔を思い出します。
その中の誰かお一人が居なかったら、出会えていなければ、後輩たちの前に立たせて頂く今の私はいません。
亡き夫が、高校卒業と同時にアメリカに留学する次男に書いた手紙の一文。
「・・人生は人と人の出会いだと思う、縁を大事にしてください」
その出会い、「ご縁」のお陰様で今がある事を、深く思います。
母校での講義・・そのもとを辿ると、今は亡き関西学院大学大学院教授、佐竹隆幸先生(当時は兵庫県立大学に勤務)に行き着きます。
弊社が創業間もない頃、神戸商工会議所主催の創業塾に参加し、そのきっかけで兵庫県中小企業家同友会に入会。
そこで「第二創業を目指す会」の担当をされていた佐竹先生にお出会いしました。
その後、先生のご依頼で、兵庫県立大学の女子学生4名をインターンシップで一年おきに3回、弊社でお預かりする事に。
話をよく聞き、たった一週間で驚くほど態度や表情、言葉遣いが変わっていった学生たち・・“若いって素晴らしい!もっと多くの、母校の学生たちにも話がしたい、伝えたい!”という想いが湧き起こってきました。
けれど何の資格もない私・・その想いは封印していました。
ところがその後、佐竹先生が「村山さんのぶれない考え方、生き方がいい!してきた事をそのまま学生たちに話して下さい」と、兵庫県立大学大学院経営研究科客員教授に推薦して下さり、学生たちにお話する機会を作って下さったのです。
先生が県立大学に勤務されている間は、経営研究科の学生さんたち、また産学連携講座でお話をさせて頂きました。
先生はいつも「手紙のセミナーのように、講義の最後に、学生や経営者に手紙を書かせて下さい」と言われ、ご自身も奥様への手紙を書かれ、読んで下さった事も。
先生が関西学院大学大学院に移られてからも、年2回「企業倫理」とのテーマでお話をさせて頂いていました。
佐竹先生、学生たちとの出会いにより、さらに“母校の大学で後輩たちに伝えたい!”との想いを強くしていた私。
そんな時、思いがけなく強く背中を押して下さる方が。
急遽、倫理法人会のスーパーバイザーとお話しさせて頂く機会があり、封印していたその想いをついお話ししてしまいました。
すると「村山さん、直ぐに、直ぐに大学に行きなさい!直ぐですよ!書いた本があるでしょう!取り上げて頂いた雑誌、新聞などあるでしょう!それを持って、直ぐですよ!」と。
倫理法人会は、一人の人間としての在り方を学ぶ会です。
その基本は「素直」・・
翌日2011年3月28日、勇気を振り絞って、45年振りに母校の同窓会館に!
当時の事務長さんがよく話を聴いて下さり、「お預かりします。ですがお返事はいつになるかわかりませんが」と。
ところが3~4日後、大学の教務課からお電話があり「来年2月7日、同窓会の提供講座としてお話をお願いします」と・・直ぐのお返事に驚きました。
春休み中で、ちょうど来年度のカリキュラムを作っているタイミングだったのです。
「直ぐにですよ!直ぐに!」・・スーパーバイザーの先生の言われた事に対し、勇気を振り絞って素直に行動したお陰様でした。
多くの方々の応援、お力添えがあり、今につながっています。
そんな私にできることは何?
後輩たちに、新たな時代を『しなやかに、いきいきと生き切る力』になるような話ができれば!と思っています。
21日、心を整え、感謝してお話しさせて頂きます。
朝から熱くなってしまいました。
長い文章をお読み下さり、ありがとうございます。
みなさん、今日も笑顔溢れる一日でありますように!
村山順子
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