おはようございます!
今朝も笑顔満開、お元気で朝をお迎えでしょうか。
大自然の猛威、災害で明けた今年でした。
被災者の辛さに、悲しみに、多くの人たちが寄り添う気持ちを送りながら・・
今日から2月、如月(きさらぎ)ですね。
弊社創業まもない頃から23年間ご依頼頂いていた、歯科クリニックの早朝のお掃除。
昨日で終了のお許しを頂きました。
ずっと担当してくれていた、私と同年齢のスタッフYさん。
昨年9月初め、自宅で脳梗塞を発症。
Yさん自身は、退院後すぐに復帰するつもりで「その間、順子さん、クリニックの事お願いします!」との電話がありました。
スタッフたちには家庭があり、朝自由に動けるのは私しかいない・・と彼女も分かっていました。
もう十数年余り現場に入っていなかった私ですが、もともと一人で創業。
「わかった!任せてね。Yさん、リハビリ頑張ってね」と。
それから10日ほどして、彼女から残念そうに「右半身に麻痺が残り、仕事復帰は無理との事です」と電話がありました。
私と、もう一人自由に動ける男性スタッフが担当。
クリニックのスタッフさんに、質問や連絡する事をメモに書いて帰りました。
すると翌朝、気持ちの良いお返事が書いてありました。
まるで交換日記のように、それが続きました。
普段直接お会いする事は無いのですが、そんなやりとりから、とてもチームワークの良いスタッフさんたちだなぁと感じました。
早朝の短い時間のお仕事。
お世話になったクリニックですが、「Yさんがお仕事に行けなくなったら、申し訳無いけど辞めさせて頂こう。スタッフに無理はさせたくないからね」と、社長は常々話していました。
先生にその旨お伝えし、「素晴らしいスタッフさんたちですから、お掃除も皆さんで分担してできると思います」と、作業内容、手順が分かる仕様書等を作りお渡ししました。
そして3ヶ月ほど経った頃から、週5回のうちの2回はスタッフさんだけでして頂けるようお願いしました。
私たちが入らせて頂く時、スタッフの皆さんできちんとできている事をメモに書いて帰り、先生にも「素晴らしいスタッフさん!」と何度も伝えさせて頂きました。
昨年末に、そんなスタッフさんたちが、私に会いたいと言って下さっていると、先生からお聞きしました。
私も、いつもお返事を書いて下さる方にお会いしたくて、伺いました。
若いママさん方もいらっしゃるとの事で、お菓子と、拙著「人生を変えた10行の手紙」をお届けしました。
手紙での交流があった事で、あっという間に打ちとけ、笑いの連続のひとときでした。
その後、無理なくスタッフさんたちだけでお掃除ができるようになり、昨日、無事に終了させていただく事ができました。
先生から「今日は(最後なので)村山さんが来てくれると思って、手紙を書いていますよ」とお電話を頂きました。
脚に思うように力が入らず、今年に入ってから私は一度もお掃除には伺っていませんでした。
慌てて、先生とスタッフの方々への手紙を携帯で書いて、プリントアウト。
お礼のご挨拶に伺う社長に託しました。
帰りに、スタッフさんからの手紙を預かってきてくれました。
タイトルに“底抜けに明るい人”と!
その手紙から少し・・
「・・村山さんと先日(年末)お目にかかって、第一印象は“底抜けに明るい人”でした。
とてもハツラツとして元気いっぱい。
めちゃくちゃしゃべる!といったところでしょうか。
きっと村山さんのお人柄にみんなが魅了され、ついて行きたくなります・・といいますか、なりました。
・・村山さんに出会えて本当に良かったです。
私はただの“おそうじ屋さん”と思っていましたが、失礼過ぎました。
すいません。只者じゃあないです。
本当に本当に出会えて良かった!出会えたご縁に感謝いたします。・・略」
何とも楽しい、若い人のお手紙でした。
大胆そうで繊細な彼女!
2歳の女の子のママだそうで、ご夫妻で子育てに奮闘中との事。
いつものメモはブラックのペンでしたが、そのお手紙は、私がいつも使っているようなブルーのペンで丁寧に書いてくれていました。
長年お世話になったクリニック!
先生は、今までずっと外注してきた仕事をスタッフたちに担当してもらう事に遠慮があったようですが、皆で協力し合ってできるようになり、とても喜んでいらっしゃいました。
辞めさせて頂くお願いをしてから5ヶ月・・時間はかかりましたが、ちょうど良い形で引き継ぎができた事、感謝の気持ちでいっぱいです。
先生はじめスタッフさんたちのご協力があり、嬉しい余韻の残る終い方に。
先生、長い間ありがとうございました。
今日は1日。
氏神様へのご挨拶、お墓参りに、社長と一緒に伺うつもりです。
みなさん、素敵な2月でありますように!
村山順子
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